尖閣ビデオが投稿サイトに流出した件でマスコミ各誌、NHK報道を見ると論点は
1.政府の流出の犯人探し。
2.機密漏えい、情報管理体制
の2点に集約されている。
大多数の国民がその公開を求めたにもかかわらず、たいした外交能力も無い政府の外交上の機密何んとやらのお先棒を担いできたきたのはマスコミだ。
マスコミの自ら真相を追究し、それを報道することで正義を追求する社会の公器たる使命を忘れていたかの姿勢は、いずれネット社会でのニュース・情報をコミュニケートする機能と権威はその主役をインターネットに譲るのは時間の問題だ。
今、マスコミのやることは、
<投稿されたビデオの内容が事実なのかどうかの調査>
<国民の知る権利を阻害し、この情報を開示しなかった政府の責任追及>
<国際社会に映像を公開することをためらい、結果、中国をしていわれの無い事を言わさしめ、国益と国家的信用を損なわしめた責任の追及>
<政府の対中国外交が朝貢外交はおろか幇間外交まで貶めた責任追及>
だろう。
それを無くして、記者クラブでのあてがい扶持の情報を作文し、少数の議員だけに数分間に集約されたビデオを見せられもせず、知ろうともしなかったことの誹りを受けるのは、マスコミ自身であること銘記すべきだろう。
いずれにせよ、この政権の外交能力の欠如、八ッ場ダムにに見られえる一貫性の無さ、普天間問題の責任を見ると、もはや政権末期状態だ。
解散、総選挙で民意を問う時期に来ている。
msn産経の<【政治部デスクの斜め書き】尖閣ビデオ流出で見えた「おかしな国・日本」>が新聞各誌の中で活火山の意を捕らえた。
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