昨年領空侵犯を受けて、ロシア空軍機を撃墜したNATO国の一員であるタカ派のトルコ。
エルドアン氏は、英国のEU脱退を投票結果を見るや、EUの弱体化とドイツ主導のEUによるはしごの外されるリスクを動物的な嗅覚で判断し、強硬に対峙していたロシアとの関係修復に大きく舵取りをしました。
ポーランランド、ハンガリー等の対ロシアに対するクッションに保全された地政学的安全性と、おなじNATOでありながら、歴史的にも、ロシアとタオ維持してきたトルコの地政学的条件は微妙です。
ボスポラス海峡はトルコの内海でありながら、ロシア黒海艦隊が無害航行権を行使できる国際海峡を持つこととのリスクは、ドイツやフランスには理解されないという思いが強いのでしょう、地政学的リスクと、NATO軍加盟国でありながら、EU加盟が認められていない環境を認識した、自己防衛感覚は、他のNATO加盟国より鋭敏になってなりすぎることは無いと思います。
つまり、今後EU内で強まるドイツ化に大きな不信感を持つのが、トルコのエルドアン大頭領ということです。
今回の離れ業ともいうべき、対露外交は鮮やかでした。
こういう国が親日国であることも、心強いことです。
駐日大使館の場所確認してみました。
東京都渋谷区神宮前2丁目。明治通り添いの東郷会館のはす向かいあたり感じでしょうか?
学生時代からよく通ていたところですが、気が付きませんでした。
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