戦争終結後に狼の捕獲は大事なことだ(^^)

中国

近未来に「対中国戦は現実になる」が持論

立ち会いの呼吸

台湾に住んでいることを理由にしてる訳では無く、「立ち会いの呼吸」という見方やその他、対立構造を考えるし、控えめに見ても結論は上述の持論に重なります。

1800年以降の近代戦と言われる戦争、それも簡単に高校世界史の教科書で記述されているレベルの戦争や、衝突の起因を宗教的、文化的、経済的とかでは無く、その「時代を空気」という見方、あるいは「見えないエネルギー」に一方の「生存権」が絡んでいればという見方でザックリ考えれば、その方向性が見えてくるケースが多いように思っています。

ベクトル

我田引水ですが、不肖kazanは見ないエネルギー、風、波という運動エネルギーを感じる時、歴史で、一つの塊がもう一方の塊衝突して歴史のページが変わる瞬間を、社会科学の範疇でありながら、「時代のベクトル」あるいは「歴史のベクトル」という表現をしばしば使用してきました。

kazanノート | 調べてナンボの備忘録

ベクトル

ベクトルとは、向きと大きさを持つ量のことです。有向線分で表され、平面や空間上における力や速度、加速度などはベクトルで表されます。

ベクトルは向きと大きさを持つ量ですが、これに対して大きさだけを持つ量をスカラーといいます。スカラーの例には、個数や長さ、時間があります。

生存権

特に生存権が根拠になると、その見えないエネルギーは、◯◯戦争という世界史のキーワードになり得る時には確実にベクトル化されたように、先端が一直線に戦争という方向に向かうのが普通でしょう。

追い詰める方は、相手が頻繁に発信する「核心」とやらに踏み入る発言への対立項目として、例えば「人権」「固有の国家としての台湾」「領土の現状変更不認知」で攻めたてる以上、限りなく「核心」に固守しようとも、最後には「生存権」を全面に押しだすのは必須です。

それは、世間が穏やかに、あるいは忌々しく思っている限りは、合理性や普遍性、合法性が無くとも、文化、価値観を基準に「核心」を押し出しても、核心の発信の声がいずれ枯れるだろうと見てるだけのことに過ぎない。

戦狼外交という稚技

今回は中国自身が、自国内はもちろん、国境を接する複数のの国に戦争を辞さないことを明言し、外交の事務方が公式に、好戦的な発言してる以上、あれは「戦狼」という手法の表現手段とノーテンキに構える国は愚か過ぎて悲劇的過ぎる。

土俵、あるいはリングに上がっている

先に大戦では、「一億総国民玉砕」とまで言う空気を直前で理性的な判断で回避したことは、ある意味で幸運だったと考えますが、再度の幸運が今回の戦争を回避するには至らないだろうと見ます。 むしろ、ある時期から、世界規模のスケールで周囲を見渡す時、いやでも大きな、とある方向への見えないエネルギーをくみ取るようになり、国全体が、その方向に動き出すのは、歴史の繰り返しでもあり、法則性すら見えてきます。

土俵に相手がやる気満々で上がり、睨みあってぶつかる呼吸の合間を撮っている光景は、すぐ先に来てると言えます。

台湾侵攻

現状

台湾侵攻をブラフだと言い切れる人は

トンデモナイ占い師か、完全に思考回路が常人でなことは確かでしょう。

多い時は一日に複数回の挑発行動をし、台湾領空内を軍用機で編隊を組んで挑発飛行を繰り返すのが現実です。

事実、5月以降、時として、午後になると、日常的に聞こえるジェット戦闘機とはことなる、鈍くてとてても思い、そして凄まじい轟音が自宅の窓ッシをビビらして複数うで飛行する爆音を聞くのは見珍しくもなくなりました。

そんな時、「ここはすでに戦場モードの中にいる」ということを嫌でも再認識してしまいます。

 

武力侵攻を公言してるから反射的に戦争状態に突入

当事者が、台湾を武力侵攻、武力制圧すると公言してますから、これほど確実なことはないし、どこかの国のような戦争放棄をしてる国ではありませんから、迎撃、反撃をするのは常識。 

この時点で戦争状態に突入です。

戦争状態になれば、日本海域・空域あるいは陸上では、宮古海峡をふくむ尖閣海域、仮に自衛隊との戦争状態に突入しなくとも、台湾関係法(1979年)に基づき米国が軍事介入するのは予定事項ですから、米軍基地のあるとことは攻撃の対象なります。 ということは沖縄本島の基地はそのターゲットになります。

さらに、同時進行で、中国は宮古海峡とバシー海峡の制空、制海権を確保するべく行動展開をするはずです。

なぜなら、この二つの海峡を抑えることが、台湾海峡への米海軍の進入を排除できるのが地政学的常識事項であるからで、もし、開戦になれば、クワッドの4カ国も戦争モードに突入します。

中国の狙い

中国の台湾侵攻は、日頃発信してるように、西太平洋への自由な航行が最大の目的であり、そのハードルが、宮古海峡と、バシー海峡の制海権と制空権の確保です。

当然ながら、現状の秩序は、平時という条件下で、宮古海峡は日本の制海権、制空権下にあり、バシー海峡は台湾の制海権、制空権下にあるのは明らかです。

制海権には海上航行と海面下の潜水航行が含まれ、しかもその通過は中国の空母集団の通過というより、戦略型原潜の潜水通過が主目的になっているのはあきらかです。

対する軍事的国際的包囲網に参入、名乗りを上げる国が増加

米豪印日の「クワッド」

しかもその海域の安全保障上のパワーバランスの不備を米国をはじめとするクワッド・米豪印日が集団でカバーしようとしてるのが現実があります。

 

そして目ざとい仏・蘭は、オランダ海軍が艦船派遣を決定

直近では「勝馬に乗るのが常套なフランス、オランダが対中国集団に参入を決め込んでるし、今回はどういう風の吹き回しかドイツまでも、フリゲート艦派遣でフランスオランダに追従しようとしています。

英国は最新空母・エリザべス二世が参入

英国は、香港を巡る、英中協定を完全に反故されたのだから、1884年のトラファルガー海戦以降学習してきたすべての思考回路から、その意思決定はEU諸国とは別次元での戦争を決め込んでいるのは明らかです。

そこで戦狼に効果的な日本の発信をするべき

狼の捕獲宣言を発信する

以上の理解がある以上、中国外務省の事務方風情が「狼」もどきの発言を繰り返したことに、目くじら立てたところで全く無意味。

その意味で、「日本政府は毅然とした対抗を」といつもの口鉄砲で応戦するにしても、相手の発信力のスキルは超弩級クラスですから、遺憾砲しか経験のない官邸の発信はスパーリングにもならないでしょう。

むしろ公然と「珍しい種の狼は、捕獲して、後世の学習も備える手段を確立した」とカウンターを打つのが適当だろうと想像します。 

相手は発狂するかも知れませんが、世界を反中、親中で色分けした世界地図を見せながら、落ち行く先は中央アジア、アフリカ、南米のある国くらいしか残っていないことを諭したら、オオカミは壇上で卒倒か失禁するやも知れない。

まして、西洋史古代の哲人のように従容として死に臨めるような精神文化とは無縁なのが現代のオオカミのように思えてくるから楽しくなる。

開戦して中国の勝ち目が無いことは百も承知の報道官だ

狼には、多国籍軍対中国戦は、核兵器以外の通常兵器戦であるかぎり、その帰趨はすでにインプットされているはずですから、「戦争終結後には。。」を明確にして「捕獲」を発信するだけで精神的に追い込むことは容易です。

さらにリップサービスで「終戦後のシナリオに狼の捕獲は」を発信するなら、さらに効果的になるのは確実でしょう。

アイヒマン、クロアチアのパヴェリッチの例が教えるのも有効

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・ユダヤ人虐殺のアイヒマンは、関係国が後年にアイヒマン方式と呼ばれた捜査方式で追い詰め逮捕した。

・ドイツの傀儡政権であるクロアチア独立国の国家元首パヴェリッチ(上段画像)は戦後アルゼンチンへ亡命後、マドリッドで死亡。

不明の方はそれぞれ、「アイヒマン」「クロアチア パヴェリッチ」のキーワードで検索できます。

おわりに。。

つまり、世界中に中共ウィルスの拡散を許した国の関係者に、この地球上には逃げ場が無いことを骨身の髄まで知らせるくらいの親切心は常に持ちたいものです。 少なくとも、多国籍軍を形成する側は、人権には格段の関心と配慮を要求されるべきである以上、前述の「親切心」は不可欠であることを強調したい。

以上を執拗に繰り返せば、狼が「トイプードル」に変身するのは確実です。 その瞬間を見届ける楽しみをも含みつつ、これみよがしに発信するのは最高にグーになるこのは間違いなしですネ(^^)

ここで言いたいことは、官邸や外務省の陳腐なカウンターは絵にもならないということです。国民は度重なる非常事態宣言とその延長で、ストレスが溜まってます。その解消につながるような、発信力のあるメッセージの発信を望むもので~す。

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