Youtubeで見るトランプ大統領のフェンタニル・麻薬戦争

米国

はじめに

参院選が終わって以来、ブログ更新が極度の減っています。

理由は二つあります。

一つは、石破茂総理をデスる、いわゆる「石破削」なるぬ「石破下ろし」「石破批判」の絶妙で、小気味の良い、コンテンツが、YouTube環境に目白押しで、この状況はX=エックス環境で同じ状況ですから、ニュースポータルで露出するゲルの画像を見るにつけ、記事サマリーを読んでしまいます。

読み終わると、関連の記事を深読みしたくなり、プラットホームを、X=エックスに変え、情報を共有します。

すると、どういう訳か、さらに、もう一歩踏み込んだ内容を期待し、今度は、環境をYouTubeに変えて同じような動画を再生してしまいます。

「はまる」と、いうことか

これが、「はまる」ということなのでしょう、飽きもせず、秋の日永の一日をYoutubeに没頭します。

こうなると、ブログ更新という意欲より、Youtubeコンテンツをサーフィンチェックして、どんどん「深み」の没入していきます。

結果、2か月以上の間、同じような日常を送る結果に相成りましたデス。

かような環境で、Youtube情報では、「石破下ろし」以外には、トランプ大統領関連と、中米を含むメキシコ以南の国、政情を発信する動画情報が意外と多いことに気が付きますが、そのほとんどが、薬物をハンドリングする各国のマフィアを紹介するコンテンツと、日本人Youtuberさんが海外を旅する旅行体験レポートの動画でが、意外とこれがおもろいのでハマってしまいます。

マフィア情報から見えたトランプ大統領の薬物密輸対策戦争

トランプ大統領の薬物密輸対政策というのは、密貿易者、不法搬入者の取り締まりというより、これが内容を視聴すると、麻薬戦争の最前線にいるのが、DEA・米麻薬取り締まり局(全米麻薬取締局)という組織であることを、Youtubeコンテンツが詳細説明発信をしています。

「麻薬戦争」の最前線─DEA(麻薬取締局)の全貌 | シグナリーファン@セキュリティ
DEA(アメリカ麻薬取締局:Drug Enforcement Administration)は、アメリカ合衆国における麻薬取締の中核を担う連邦政府機関である。司法省の管轄下にあり、国内外を問わず違法薬物の取り締まりと麻薬組織の壊滅を主目的と...

DEAと米軍がメキシコ国境、中南米の陸、海、空領域で活動を展開

2025年9月初頭、米軍は、4軍(陸海空、海兵隊)の特殊部隊をも動員しての軍事行動レベルの麻薬取り締まる作戦を実行したことを発信する複数の動画コンテンツがヒットします。

米国が対象とするのが、重武装した麻薬マフィアで、メキシコの麻薬マフィアは、ギャングと言う名称ではなく「麻薬カルテル」呼ばれていることを知ります。

さらに麻薬カルテルは、それぞれの国や州にいくつかのユニットで存在し、それぞれが州政府や国家権力との歪んで、悪質な癒着構造が出来上がっており、メキシコ以南の中南米、南米・カリブ海の諸国で、彼らのそれぞれの国や地域の権力構造と癒着し、政府と共存関係にあることを発信してるのです。

マフィア(ギャング)の歴史的背景

米国の最近の麻薬事案としてはフェンタミルが有名ですが、これは近年の事象であり、伝統的なものにコカインや、マリファナがあり、それらコカインやマリファナの最終消費地が米国であったという構図があります。

そして中南米のほとんどの国には農業、マイニング(鉱業)以外の産業立地が乏しく、仮に果樹農業やマイニングは、米国の巨大資本によって各産業が独占されてきた歴史があります。

農業生産販売(輸出)コングロマリット

バナナやパイナップルで有名なDole Food Company, Inc. 同じくバナナのUnited Fruit Company社は「チキータ」があります。

こうした米国農業生産流通企業と、米国巨大鉱業開発生産企業は、中南米諸国が、スペインやポルトガルから独立後の19世紀以降の中南米で、事業拡大をしては大企業化に取り組みます。

彼らは、20世紀には中南米、カリブ海域の諸国で事業展開が成功し、国際コングロマリット企業という経営形態で各国に君臨し、現在の富を蓄積したと説明すれば、世界史が説明する通りですが、限りなく、内容が左翼経済史観ぽくなってしまい気が引けます(汗)

米国コングロマリットによる経済生産支配とローカルの薬物生産の背景

米国の南隣のメキシコ以南の中南米・カリブ海諸国では、第一産業、第二次産業が米国巨大コングロマリットによって独占された結果、零細規模での農業や商業活動しか経済手段が存在しなくなり、結果コカインの栽培と闇流通が唯一のアングラ産業に成長し、一方の米国は、そうしたコカインの一大消費地に成長したという背景があります。

薬物の生産・流通に関与する組織の存在

当然のように、この種の生産・流通にはギャングが介在することになり、直接、米国へ密輸可能な地理的環境にあったメキシコでは、マフィア、つまりギャングが組織化され、組織間抗争を経て巨大化して、いつしかその形態から、組織を「カルテル」と呼ばれるようになります。

そうした中で、密林でのコカイン採取、生産で巨大化したのがコロンビアのギャングであり、彼らは、キューバ革命以降の時代から、反政府活動組織がギャング組織と一体化する環境が形成されたようです。

重武装化するギャング

当然のように、反政府活動組織がギャング組織の一体化により、 武装形態も小型の火器からエスカレートし、現在では、麻薬取引で得られる経済力を背景に、軍事用の装備すら一般的になって、装甲車小自動小銃、手りゅう弾、ロケット砲の装備が標準化されたとコンテンツは紹介しています。

Youtubeが紹介するコンテンツ

コンテンツ「マフィアのマフィアの世界@知られざる物語」の予備知識

最初に視聴した時は、内容については半信半疑。 

その後、エルサルバドルのテロリスト監禁センター(セコット・CECOT)の存在を知り、付帯情報で、エルサルバドルから米国の正規移住、不法移住し、やがて米国内でストリートギャングになり、逮捕後エルサルバドルへ強制送還された米国ストリートギャングの存在を知ります。

強制送還されたストリートギャングにより、エルサルバドル国内の治安が悪化し、その対応から、近代的なマンモス収監施設であるテロリスト監禁センター(セコット・CECOT) の存在を知ります。 ここは、凄いところらしく、さらに国際的にも有名なようで、日本人youtuberで、ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏が発信した動画を埋め込みます。

参考情報

おそらく世界最大の凶悪犯を収容する、超近代的で刑務所的ハイテク装置で構築された刑務所がエルサルバドルのセコット・SECOTです。

関連動画情報は多数ありますので、Youtubeトップページより、以下のキーワードで検索可能です。

キーワード

エルサルバドル、テロリスト監禁センター、セコット、SECOT.

おわりに

今回は、参院選終了後のゲル・石破の不愉快な画像をニュースコンテンツ、動画コンテンツで見飽きたことから、ふとヒットした、Youtubeチャンネル・マフィアの世界@知られざる物語 で、米国の不法難民、麻薬、ストリートギャング、さらに、メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、コロンピア、ベネズエラ、エクアドル、ペルーの事情続けさまに乱視聴し、一つの流れを見れたような気になったことを発信します。

つまり、ここにも南北アメリカ大陸内に北アメリカ(カナダ・アメリカ)対中南米諸国との対立構造があり、一強的北アメリカ対中南米・カリブ海諸国の構造内で、米国が唯一違法薬物の最終消費市場を形成しその商品が、古くはコカイン、マリファナ、ヘロイン、それが、近年はフェンタニルであった環境が存在したことで、ここに、中南米カリブ海諸国の脆弱で絶望的非生産経済と貧困構造が蔓延した現在進行形で、尚且つ、歴史的にも、また、経済史的対立構造と矛盾が存在してる現実と社会的矛盾の共存という環境があることを学習できた次第です。

今、トランプ・アメリカが宣言した「対フェンタニル戦争」は今始まったばかりですが、その背景を知る情報提供のイロハになるような記事の発信になりました。

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