”Why England Slept” 「英国なぜ眠ったか」

学習

失われた30年

日本の失われて30年の起点は、1990年と言われています。

そこで記憶にとどめたいキーワードがあります。 またこれから、思い付いて加筆するかの末井もありですので、カード記載でとどめ置くことに。。

失われた30年 1990年初頭 日米半導体戦争 平成天皇皇后両陛下訪中 宮澤喜一

今後さらにキーワードが加筆されるはずだ。

記事タイトルの【”Why England Slept” 「英国なぜ眠ったか」】は1963年11月22日に暗殺されたケネディー米国35代大統領のハーバード時代の卒論題名で、英国ネヴィル・チェンバレンの対ヒトラー・ドイツ融和政策をテーマにしたものだ。

宮澤喜一政権

宮澤喜一政権が誕生したのが1991年平成3年11月5日。 しかし、世界史の激動は、その以前、1988年・ベルリンの壁/崩壊から始まっていたと言えます。

出典は、自身によるエクセル仕様のノートメモ

つまり、米ソ冷戦の終結状況を作り出した、米国レーガン大統領とロン・ヤス関係を構築した中曽根政権から、田中派のDNAを継承した竹下政権が誕生し、その翌年がベルリンの壁・崩壊になる。

世界史の激動

1988年 ベルリンの壁崩壊 

1989年 天安門事件 レーガン大統領→パパ・ブッシュ

1991年 ソ連崩壊

1992年 平成天皇皇后陛下訪中

1993年 パパ・ブッシュ大統領→クリントトン

つまり2020年以降の世界的宿痾の源がこの時期に集中してると見るなら、現代史に理解は明瞭になりそうだ。

30年眠りを貪った日本

歴史には常に ”if” がつきまとい、陰謀論と並んで興味をそそるなんとも得難いドラマを歴史好きに提供してくれる。

今、台湾の国際的な半導体メーカであるTSMC社とて、その源流をたどれば、日本の日米半導体戦争の敗北に起因し、以後の、ガラ携の通信スペック、MS-DOSの世界にAppleが参入、スマホが登場、日本の電機メーカーの没落の起因、遠因が「日本の失われて30年の起点は、1990年」にあり、あと一つの要因に財務省による消費税の導入が在るとすれば、その呼び水といえる、政権が竹下政権の成立1987年が、1990年の前哨だったと見てとれそうだ。

政権を担ってはならない政権が続いた30年

たなみに、田中角栄政権とその政治手法を継承し竹下政権は常に長期政権と言われた佐藤栄作政権の終了後からの日本の政治風土の中核にあったはずだ。

その一例が、田中政権+宏池会・大平派の連合体が日中外交を主導しており、田中角栄氏が中国カード飛びついた動機に、吉田政権以降の官僚経験者による安定感の在る政権が、全て米国政治と日米安保、それと、日本経済の米国経済依存体質に2つ目の選択肢をゲットする必要があったことを指摘できる。

つまり、この30余年は、実に、政権を担っては行けない政権が続いたということだと言えそう。 その異意味で、本稿のタイトル・”Why England Slept” 「英国なぜ眠ったか」は、英国・England・UKを日本に置き換えて考察するなら、貴重な現代史、現代政治史の資料ができる可能性がある。

あのバブル時代、NHKの花形キャスターは堂々と「経済大国ニッポンが。。」という冒頭の切り出しをニコヤカな笑顔で日本中に発信した光景は未だに記憶では鮮明で、以下の記載はあまりに有名だった。。

東京23区ではなく、もっと狭い山の手線内の土地の価格で、アメリカ全土が買えたようです。。

あまりにも有名なキークローズで、コピペしてググれば、ヒットするはずだ。

それだけに、以上の記述をメモ化したい動機だ。

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