本社を仙台坂辺りに移すか?もう、「さよなら東芝」だ

日本経済

JRの駅で、車両からある会社の社員以外は降りられない駅が一つ、日本にあります。

JR鶴見線の海浦駅です。

東芝京浜事業所の敷地内にあり、駅の出口はそのまま工場の門になっている。駅がある埋立地は全体が東芝の敷地(いわゆる業務区域)で、基本的に以下の者しか駅から出ることができず、それ以外の者は事実上出られない(正確には立ち入りできない)。

  • 東芝および子会社の社員で、京浜事業所への入場を認められたIC入り社員証または入門許可証を所持している者
  • その他許可を受けた者

そのため、事業所への外訪者は新芝浦駅で下車し、京浜事業所の正門に回るように守衛から誘導される。このような性質から、朝夕の通勤時間以外の運転本数が極端に少なくなっている。なお、切符回収箱や簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されているため、「形式上の」下車や改札口の出場は可能である。 出典 Wiki

 

東京湾の一角の京浜地区、鶴見と横浜に近いエリアにぽつんと立つ駅は、東芝の社員でも、入場を認められたIC入り社員証または入門許可証を所持している者かその他許可を受けた者に制限された東芝京浜事業所の駅です。

京浜事業所に行こうとすれば、その前の駅、「新芝浦駅」で下車しなければなりません。

専用のJRの駅を事業所内に持つ巨大企業は日本では東芝以外にありません。

そこを訪れ、専用の岸壁・埠頭を備えた京浜事業所を見た時、普通の人は東芝という企業の巨大さに驚き、社員は誇りを持って経済活動に勤しんできたはずです。

 

その東芝が、一連の米国に於ける原発事業の失敗により、米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)への支援を、同社と技術協力関係にある韓国電力公社に要請したといういニュースです。

終わりましたね、東芝は。。

米国破産法の適用を受け経営権の51%以上を手放し、再建中の東芝本体への波及を阻止しようとする狙いであることは明らかですが、事もあろうに韓国企業へその救済を依頼したというのですから驚きです。

 

韓国のIT企業の飛躍の影に東芝が果たした役割は大きかったことは事実です。

しかもそれは、オフィシャルではない、役割もありました。

活躍?したのは東芝の技術屋です

金曜日の夕方に退社後に羽田へ直行し、国際便でソウルへ飛び、金曜日、土曜日の二泊を韓国過ごし、都合一日半のレクチャーと製品開発をサムソンにしたのが東芝の技術系の社員であったことは有名です。

サムスンの当時の技術屋は、「月月火水木金金」体制で、東芝社員の個人授業を受けたのです。

帝国海軍の「月月火水木金金」体制が企業を強力化し、国を富ましたことはいうまでもありません。

生産技術、IC理論、ICテクノロジーをアルバイトで教えたのです。

 

現在のサムソンの繁栄は、そうした東芝のアルバイト技術であったのです。

石原慎太郎は、このことをして、アルバイトで、韓国に技術を伝授する賤しい東芝の社員が日本の国家財産であるICの先端技術を漏洩した、当時「産業の米」とまで言われた国家の資産を蝕む行為をしたと、嘆きならも、声を大きくして非難したことを覚えています。

川崎市を東西に、多摩川に沿って走る南武線の沿線にも、東芝系の企業が点在し、日本鋼管と並ぶ企業城下町を形成した東芝が、今このような状態になり、韓国に助けを求める構図は残念です。

ウリたちは、口を揃えて、ホルホルしている様子が想像できて、不愉快極まりありません。

”いっその事、浜松町の本社ビルも売却して、麻布十番・仙台坂付近の賃貸ビルの引っ越ししたらいい”と言いたくなります。

ダイナブックの生産営業は継続されるらしいですが、NECの例もありますから、先細りになるのは成り行きかもしれません。

東芝は終わりましたね。

東芝、韓国電力にWH支援要請 きょうにも米破産法申請 買収保留との報道も
 経営再建中の東芝が米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)への支援を、同社と技術協力関係にある韓国電力公社に要請したことが27日、分かった。WHは28日にも米連邦破産法11条の適用を申請する方向で調整する。東芝は適用後にWHの株式を売却し、海外原発事業から撤退する方向だ。

 

 

 

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