「親分、足を洗っても、心は渡世人です。たまには賭場の出入りも大目に見てくんなせい」
「ウルセイ、テメイ、組を抜けるということなら、未納の上納金を、ミミを揃えて収めてもらうじゃねいか。話はそれからァでい」
組を抜けたいヤクザが、親分に話を持って行って、言い返される構図。
日本的な演歌の世界。
最初は男と女の別れ話に、金と未練が絡む構図を考えたのですが無理でした。
英国のEU離脱の正式な意思表明がされました。
イギリスのメイ首相は、29日午後1時半ごろ(日本時間午後8時半ごろ)、ブリュッセル駐在のイギリス大使を通じ、EUのトゥスク大統領に書簡を送り、離脱する意思を伝えました。これにより、離脱へ向けてイギリスとEUとの間で原則2年間の交渉期間が正式に始まることになります。
EUのトゥスク大統領は、離脱後もEU加盟国並みの優遇処置を期待したい英国に対して、推計で600億ユーロ(約7兆1800億円)と見積もられる英国の支払いは、離脱にかかる罰金というわけではなく、英国がEU加盟国であった間に約束したさまざまな拠出金の合計を切り出しました。
関西空港7箇所新規造成建設するくらいの予算です。
今回の東芝の負債が1兆円ですから関空1個分です。
こうしてみると、東芝の負債額が、日本の閣下予算額に比べてさほど目立たなくなる金額ですから、政府も、原発の利権を韓国に東芝が頭を下げ、救済を求めるような場面を作る必要はなかったのではないかと思うkazanです。
kazanは、国の貸借対照表を、日本銀行と連結させ決算にさせれば、国の借金というべき純負債はほとんど無く、外国為替調整金が、英国のEU未納供出額の3倍近くあるのですから、国が負債の買い取りを、増資株式として、投資と言う形で救済し、企業再建が軌道に乗ったら、株式を買い取りさせる方式を採用すればいいのにと思うのです。
あの腰の重いオバマ大統領だって、リーマンショクで企業継続不能になったビッグ3をこのような形で救済したのですから、日本がやっても何ら問題は無いと思うのですが。。
逆に、おまけとして、財団が一個増えて、加えて、数多くある東芝グループへの天下り先がわんさと出来るのですから、悪くはないと思うのですが、近頃の役人も、政治家も、財界も、小物ばかりになってしまったようです。
仮に、日本が1,000兆円を超える借金があるというのであれば、そうした環境下でも、97兆4千億の予算を組めるのですから、そこに一億やそこら、出しても大した金額では無いと思うし、政府系銀行を経由しで迂回融資と言う手もあると思うのですが、最近は仕事人や、芸人が少ないような気がするkazanです。
英国は正解ですよ。
今年の秋くらいなれば、フランスの国民戦線のル・ペイン氏が勝利し、EUの美味しい部分を独り占めしてきたドイツでは解放派のメルケル氏が敗北して大きな政権交代が見込まれています。
そうした軋みに、ポルトガル、スペイン、イタリー、ギリシャがEU解体走る可能性さえありありますから、脱退は理に沿うものと思います。
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