シリア アサド政権の軍事施設に 米軍が巡航ミサイルで攻撃
NHKは4月7日12時29分、シリア・アサド政権が化学兵器を使用したことで、アメリカ軍は巡航ミサイルでシリア・アサド政権の軍事施設を攻撃したとニュース報道しました。
シリア・アサド政権に反対する勢力は、アメリカ軍のミサイル攻撃を歓迎しています。
米国でのトランプ・集近平米中首脳会談に対する影響
この攻撃の実施は、米中首脳会談で、小心者の集近平に与える影響は大きいとみるkazanです。
その理由として、トランプ政権が
「アサド政権は一線を越えたとする非難声明した」ことに注目したい。
トランプ米大統領は5日、
「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」とアサド大統領を非難」


米中会談が行われる前段階の4月4日、5日の報道です。
この報道には、当然会談に臨む集近平も注目するはずです。
オバマ・アメリカと異なり、ディール好みの、組みやすいというスタンスで会談に臨む小心者の集近平には耐え難いプレッシャーになるに違いありません。
このプレッシャーで学習するかもしれない集近平
集近平は次のことを学習するはずです。
- トランプ政権は、オバマ政権とは異なるという認識
- 軍事行動へ対応する決断の速さ。
- 北朝鮮へも同様の決断をするだろう。
その結果、中国人民解放軍の公式発言や、政府・人民日報系の環球時報の好戦的な論評を置き去りにして、南シナ海、東シナ海への野望によって被る損失を冷静に判断できるようになるかもしれません。
ここで見えてくるが、「中国のダブルスタンダード」です。
それは、結果にいて、集近平へ軍や好戦的な国民感情を裏切ることになり、ついては、集近平への求心力の低下につながり、権力闘争が激化する。
毛沢東のパフォーマンスを踏襲しようとした、集近平の権力掌握の失敗の始まりかもしれません。
北朝鮮
日本時間の明朝には、米朝会談の結果が伝えられるでしょう。
朝鮮総連は、今夜は徹夜でCNN、BBCに釘付けでしょう。
金正恩は、戦々恐々として、米軍のSEALDSの斬首作戦のオペレーションに怯え、居場所を転々とするでしょう。
中国は最悪、朝鮮半島での影響力を失い、そこに価値観の異なる国家との国境線と対峙することになるかもしれません。
朝鮮戦争休戦以来の極東アジアの緊張であり、朝鮮半島の新しい歴史が始まりそうです。
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