一帯一路、NHK記者の高揚感あふれる報道
中国が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムが14日、北京で開幕したことで、NHK・外川武現地レポーターの高揚感溢れるレポートが気になりました。
。。。、習主席は世界各国の首脳を集めて、中国の影響力を内外に華々しくアピールする場でした。それを。。。
なんか、ニュアンスの何処かに、中国におもねるような響きが伝わってきます。
「こんな世界にとって重大な日に、ミサイルを飛ばした北朝鮮は全く消しからん」と言わんばかりです。
中国にへつらう日本のメディア
従来から、NHKの中国に対する報道姿勢は問題がありました。
クローズアップ現代のキャスターで知られた国谷裕子氏のによる、「天安門事件はなかった」事件は有名です。
考えてみれば、中国中央電視台・CCTVの日本支局の住所が東京都渋谷区神南2-2-1、つまりNHKになっているのですから、大家としては店子の面子を潰す放送は出来かねるということでしょうか?
現在はアクセスできませんが(kazanのIPアドレスが台湾のせいかもしれませんが。。)、検索した「人民日報 日本支局」の結果ページで、
「朝日新聞の実態」 中国共産党の「国営プロパガンダ機関」である「新華社 」の日本支局は、朝日新聞東京本社の社屋内にあったことがあります。 東亜日報は朝日新聞と同じ住所です。朝日新聞の秋岡家栄は、「人民日報」海外版の日本代理人に就任しています。
とありました。
以上から解ることは、日本を代表するあるいは、かって代表していたメディアは、自分らの中国での取材活動の便宜を得るために、特別の便宜を計っているということです。
産経紙
以前、産経紙のコラムか何かで読んだことがあります。
それによると、中国外交部の記者会見で、産経新聞は幾度となく発言・質問の挙手をしても対応されないらしいです。
その理由は、外交部との飲食を伴うコミュニケーションがないのが理由だということでした。
でも産経さん、いいんじゃないですか?
あの顎を突き出して、上から目線でしか物事を語れない連中と、会食してまで、デッチ上げのプロパガンダコメントを聞き出しても意味がないでしょう?
そんな金を使うくらいなら、食材に関して中国よりは、数百倍以上安全な国が近くにありますから、そこで、飲食をする手はあります。
北京国際フォーラムの本舞台
会議には130カ国以上が参加し、うち29カ国からは首脳が出席しましたが、習近平の法螺話を聞かされる側は苦痛の二日間だったのではないかと想像します。
とりわけ、29カ国の首脳にとって、空気の悪い北京で過ごした唯一の救いは、これから始まる個別会談で、いくらのチャイナマネーを引っ張り出して帰国できるかというところが、天王山になります。
G7からはイタリアが参加してます。
集まった顔ブレには、一帯一路とは縁もゆかりもない南米からもアルゼンチンのマクリ大統領と、チリのバチェレ大統領が出席するほか、オセアニアからフィジーのバイニマラマ首相も出席します。
目的はズバリチャイナの投資マネーです。
皆さん、多くな収穫を持って無事に帰国されることを期するkazanです。
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