「北朝鮮は中国にとってもお荷物」 ハリス米太平洋軍司令官講演・解説記事から

katsukazan

ハリス米太平洋軍司令官の講演

講演の内容が産経紙で報道されたのは昨日でした。

WEB版では確か、16ページになる内容でしたので、恐れをなし、読み解いたのは今日はです。

内容の50%強が講演の詳細で丁寧な質疑応答の全文掲載で、良心的な紙面構成の背景は講演会を主催された、笹川平和財団であり、スピーカーのの存在があったのでは無いかと想像するkazanです。

その解説記事が、1917年5月19日朝刊似載りました。

全文

【詳報】「北朝鮮は中国にとってもお荷物」 ハリス米太平洋軍司令官講演
米太平洋軍のハリス司令官は17日、東京都内で講演し、核開発と弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への圧力強化の必要性を主張した。講演の詳報は次の通り。◇昨日、訪日の…

解説記事

【主張】ハリス司令官来日 強固な同盟の姿を示した
米太平洋軍のハリス司令官が来日し、安倍晋三首相と会談したほか、自衛隊にとって南西防衛の最前線である沖縄県・与那国島を視察した。北朝鮮が暴走し、核・ミサイルの脅威…

全文は、後半の質問に対する、詳細な応答を占めており、前述の通り、16ページからなる記事ですが、本日の解説記事と併読をすることで、内容が明快に浮かぶ上がる仕掛けになっています。

ハリス司令官

ハリス長官は日系アメリカ人です。

日本の横須賀基地勤務の経験もあり、当時の日本でのエピソードは過去のブロ記事で、ご紹介をしています。

米国、南シナ海めぐり中国との対決も辞さず・ハリス太平洋軍司令官
ハリス米国太平洋軍司令官は、訪問先のシドニーの講演で、「中国が南シナ海で人工島に基地をいくつ建設しようとも、共有の領域を一方的に閉鎖する行為は容認できない」とし、「協力できる時はするが、必要であれば対立する用意もある」と述べたとするロイター...

 

米国本土の沿岸警備隊の守備範囲以西から、インド洋を含む広大なエリアには、南極のペンギンから北極海のホッキョクグマまでが含まれるというハリス司令官の講演でのジョークが、その広大な重責を持っていることを想像させてくれます。

つまり、このエリアが責任範囲であり、この空間のアメリカ四軍・陸、海、空、海兵隊を指揮下に置く、広大な任務と権限が、ハリス司令官のものであり、いみじくも、最近出た中国政府のハリス司令官の解任要求は、如何に、中国にとって嫌な存在であるかと言うことを証明してくれました。

 

中国の嫌がることは、全て日本にとって「正であり解である」はkazanの持論です。

 

こうしたハリス司令官が、前線に足を運んだということは、対北朝鮮への物理的な実力行使はこれからだろうというメッセージだと知らせています。

陸上兵力の海洋戦闘力向上作戦

ハリス司令官は今回、陸上部隊の海洋戦闘力への転用を打ち出しました。

解説記事では

米陸軍、海兵隊に海上防衛任務を付与する~。

米軍が九州から沖縄・台湾・フィリピンにかけての第1列島線に対艦ミサイル部隊を置き、中国海軍を牽制(けんせい)する構想ではないかと考えられる。

とありました。

 

第一列島線の防衛には、海軍、空軍のみならず、陸軍と海兵隊を運用に運用に含めるということです。

軍事の専門家でない門外漢がどうこう言うことはこの際控えて、陸上兵力のターゲットが海洋上の敵艦船や航空機もターゲットであることを言明したのですから、自衛隊が奄美大島へ配備されるミサイル部隊とその情報最前線である情報部隊が与那国島に配備されている現状の背景が見えてきたようです。

おわりに

ハリス司令官の前線視察で、対北朝鮮への武力対応した時に予想される、中国軍の火事場泥棒的軍事行動を牽制する米軍の意図が見えてきました。

 

先日のASEANでは、参加各国の中国に腰を引いた会議を露呈しましたが、ASEAN各国を、覚醒させるのは日米かもしれません。

 

それにしても、素早いですね。

Wikipediaの「与那国駐屯地」は、2017年5月19日段階で、以下の情報が加筆されておりました。

素晴らしいですね。

 

南西諸島海域における中国の軍事的脅威に対する防衛態勢の強化を目的とし、23中期防及び26中期防に基づき建設を開始した。沿岸監視部隊を主体とする150人程度の隊員が駐留する。2016年1月26日の閣議を経て駐屯地の開庁日は2016年3月28日とすることが正式発表された。駐屯地司令は西部方面情報隊与那国沿岸監視隊長が兼務し、管理業務は与那国沿岸監視隊後方支援隊が担当する。
2017年5月17日、ハリー・B・ハリス・ジュニアアメリカ太平洋軍司令官が与那国駐屯地の部隊を視察した。河野克俊統合幕僚長と同行することにより、強固な日米関係を示して中国をけん制する意図と報道された。

 

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