中国関連報道三件・近未来に起きることを考察してみた

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産経ニュ-ス「国際・中国」

タイトルでみれば、習近平の政局関連が三連発で、チョット珍しい。

秋口の予定としか言われてなかった共産党大会の予定が、10月18日からと先週発表になりました。

権力闘争の最終コーナーを突っ走る習近平の権力の誇示が見えてきたこの時期に、三連発の関連ニュースは、明らかで確かな方向性を語っていると見ていいでしょう。

  • 【中国権力闘争】「私兵集団」形成に邁進する習近平氏 中枢粛清で軍掌握、腹心を抜擢
  • 【中国権力闘争】習近平氏の“銃口”はどこを向いているのか 恐怖政治浸透 反乱分子を鎮圧の見方も
  • 中国、軍中枢の4人拘束・更迭 習近平氏、強引な権力掌握 党内闘争激化で異常事態
【中国権力闘争】「私兵集団」形成に邁進する習近平氏 中枢粛清で軍掌握、腹心を抜擢
【北京=西見由章】今秋の中国共産党大会を目前に控え、習近平指導部が中央軍事委員会メンバー4人を失脚・更迭させるなど軍中枢の“粛清”に乗り出した。一方で習氏は、自…
【中国権力闘争】習近平氏の“銃口”はどこを向いているのか 恐怖政治浸透 反乱分子を鎮圧の見方も
【北京=藤本欣也】中国共産党大会を秋に控え、習近平国家主席が軍部に大なたを振るい始めた。軍の最高指導機関、中央軍事委員会のメンバー11人のうち4人を排除した背景…
中国、軍中枢の4人拘束・更迭 習近平氏、強引な権力掌握 党内闘争激化で異常事態
【北京=西見由章】中国人民解放軍の首脳が「規律違反」の疑いで相次ぎ拘束されたことが1日、分かった。共産党筋によると、軍の統帥機関である中央軍事委員会では前海軍司…

 

中国の方向性から見えてくるもの

習近平が権力の集中の成功した。

人民解放軍と言う名の共産党の軍が、習近平の私兵にすり替わる。

人民解放軍の力を背景に掌握した権力基盤は、いずれ、軍の暴走化につながる。

一方、軍部が功を競う状況が現れて、軍の冒険主義が顕著になる。

もう一つの中国を取り巻く未来図

真珠の首飾り ステージ1

地図はフランスの資料です。

地図からはインド洋を臨む、グワダル(パキスタン)、ハンバントタ(スリランカ)、チッタゴン(バングラデシュ)、シットウェ(ミャンマー)を首飾りの真珠として、その各地を拠点、影響下に置く戦略はこの地図から覗うことができます。

これがオーソドックスな中国の真珠の首飾りの第一ステージとするなら、第二ステージはさらに強固でダイナミックな形で、実行に移されています。

真珠の首飾り ステージ2

近年、中国は、マレーシアの最大の貿易港であるクラン港の開発をおこない、一方ジプチに海外軍事基地を開設しました。

 

これは、ステージ1が、南アジアや中央アジアの沿岸を海路で結ぶラインであり、それらの港は、中国国内の都市が、陸上交通シウテムで南下することで、それぞれの港の直結することを可能してました。

つまり各沿岸の港を、海南島を起点して、東南アジアのカンボジアでシアヌークビル港、そしてすで中国の影響下に入ったタイ国のタイ湾側から、陸峡のクラを陸路でタイを横断し、インド洋側の出て、ミャンマー以西の首飾りの真珠を繋ぐ構想でした。

 

それが、マレーシアのポートケランの開発を行うことで、一気に海南島~マラッカ海峡~ポートケランの海上線を繋ぐことで、これを第一ステージのシットウェ~グワダルと繋ぐことが可能になりました。

もはや上段の地図にあった、陸峡のクラは必要なくなったといえるステージが出来上りましたということです。

ジプチに海外軍事基地

紅海を臨む東アフリカのジプチには中国海軍の基地が完成し既に海軍が駐留しています。

紅海を北上(実際は北北西)すれば、先にあるのはスエズ運河です。

スエズ運河をわたれば、その先は地中海です。

 

地中海あにあるギリシャの最大の港・ピレウスについては、中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)が2016年4月8日、ギリシャ政府から同国最大の同港を運営する港湾公社の株式67%を約3億6850万ユーロ(約440億円)で取得する契約を結んだと言うニュースが、ほぼ一年後日経新聞によって報じられています。

これだけのニュースが一年遅れて、日経紙で報道されることも不自然ですが。。

中国国有企業コスコのピレウス港買収
中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)は2016年4月8日、ギリシャ政府から同国最大のピレウス港を運営する港湾公社の株式67%を約3億6850万ユーロ(約440億円)で取得する契約を結んだ。ギリシャは

 

産経紙は流石というべきか、タイムリーでした。

中国、狙いは欧州経済だけじゃない…ギリシャ・ピレウス港「獲得」、ちらつく海軍拠点化の野望
【ベルリン=宮下日出男、北京=矢板明夫】ギリシャは8日、同国最大の港であるピレウス港の売却契約について、中国海運最大手の中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)と正…

融ける北極海の氷

地球温暖化で北極海の氷が融け、その結果中国は、日本海の航路で津軽海峡を通過して、北太平洋から北極海を通過して大西洋へ出るルートを構築中です。

これが完成すれば、旅順の中国北洋艦隊は日本海を北上し、北朝鮮から60年間の租借をした羅津港を補給港として、津軽湾に入り、土地を買い占めしている、北海道の室蘭、苫小牧あるいは釧路を経由すれば、北太平洋から北極海を通り大西洋、さらに地中海と言う海洋ルートで、ユーラシア大陸を一周・取り囲むことが可能になります。

 

以下の詳細は別稿として投稿しますが、取り急ぎ、次の結論でまとめたいと思います。

まとめ

箇条書きにします。

  • 習近平は自身の権力基盤の確立のために、軍を私兵化する。
  • 習近平は一帯一路で、欧州への陸上ルートと海洋ルートの整備を推し進める。
  • 一帯では道路建設、鉄道建設が主体となり、一路では、港湾施設の整備とその軍事拠点化を構築する。
  • 一路の各港は、首飾りの真珠であり、その真珠は陸路では、一帯の各拠点と繋がる。
  • 一帯一路の安全保障の確保と言う理由付けは、強大な海軍力構築の口実になるし、一帯にあっては、陸軍力の整備と国際化の口実なり、陸海を立体的に防御する口実は強大な航空戦力必要とするはず。
  • 軍部は、これを千載一遇の機会として有効に利用し、権力と利権の拡大を具体化させ、結果、軍組織そのものと、統治者である政権自体も制御不能になる。

 

 

これだけでも、日本とは尖閣、沖縄を巡って武力衝突は起きるでしょうし、米国は太平洋、大西洋から挟まれ、中南米や太平洋の島嶼国家、アフリカ諸国は、SDR構成通貨になった紙くず同様の赤札・元の力で中国の影響下に入ります。

 

中央アジア諸国、東ヨーロッパの諸国の一帯のエリアや周辺には、無数のチャイナタウンができあがり、中国人で埋め尽くされるでしょう。

国連の主導権は完全に中国の手に移ります(現在も既に国連は中国の裏庭と言われている)。

一方、宇宙を軍事基地化し、先進国の安全保障を骨抜きにすることも視野に入っているはずです。

こうした悪夢はこれから始まるのではなく、すでに実行に移されているということです。

こうした可能性は、中国人の思考と現実の経済行動、政治、軍事戦略、軍事行動と経過を観察すれば、かなりの確度で的中するでしょう。

 

その時、中国は世界にとって、かっての歴史の一コマにあった黄禍どころではなく、新時代のペスト禍になります。

 

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