人口2350万の国・台湾がサンマ漁獲量で日本を抜いている、その結果は。。

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高雄のサンマ

台湾・高雄で生活しています。

高雄は、生活はし易いのですが、一番困るのが日本的なスーパーの存在が圧倒的に少なく、日常の食材の入手は、一般的には早朝から午前中まで開かれている市場とその周辺の露天市場での購入ということになります。

 

市場の規模はピンからキリです。

徒歩圏の市場は二箇所あり、使い分けしております。

 

そうした市場で最も印象的な買い物はサンマでした。

特に冷凍設備のない露天で売られているサンマは10本で100NT$で、口で言えば100台湾円でした。

「でした」と言う表現は、この一年位は買っていませんので、それでも、大差は無いと思います。

100NT$は、およそ、日本円の300円ですから、その格安感はかなり物もありますが、鯖が一匹中ぶりのもので300~400NT$ですから、その安さは驚異的ともいえます。

産経紙の報道で知った台湾のサンマ漁獲高

2017.9.4の産経ニュースは『「秋の味覚」サンマが消える!? 前年に比べ分布量が半減、年々増加する中国の漁獲量』のタイトル記事で、台湾のサンマ漁獲高について、

各国のサンマの漁獲量を比較すると、かつては日本のシェアは8割を超えていたが、近年は3割台に減少している。2016年は台湾がトップで、日本、中国、韓国、ロシアの順で続く。中国は漁獲量で見ると日本の半分程度だが、12年の2014トンから16年には6万3016トンと30倍以上に増やしている。

と紹介されています。

ちなみにサンマの主な漁場は、日本近海でありその周辺海域です。

「秋の味覚」サンマが消える!? 前年に比べ分布量が半減、年々増加する中国の漁獲量
「秋の味覚」として知られるサンマの北西太平洋の漁場への来遊量が、前年を下回るという見通しが発表された。日本の主な漁獲対象となるサンマの分布量は、なんと前年に比べ…

こうして漁獲された台湾のサンマ

こうした背景から、日本ではややもすれば、高級魚にもなりかねないサンマですが、その調理法はどうでしょうか?

日本では主流である、塩焼き、塩焼きしたサンマにレモンとかすだちを絞り、大根おろしで食べるとか、水揚げ場の近くの料理屋では、刺し身にしてたり、開きにて天日干し加工したり、天ぷらにしたり、香味野菜と混ぜてつみれにしたりといったバリエーションがあります。

台湾の魚料理は、おしなべて、フライパンか中華鍋油をしき、単純にソテーか蒸し料理するだけです。

ときおり、日本式のレストランでは辛うじて、日本風に、すだちとはいきませんが、レモンとひとつまみの大根おろしがついてくるのがありますが、これはレアケースです。

日本人からすれば、まったく寂しいような、悲しいような調理実態です。

そのせいか、サンマは低級魚なのでしょう、商品価値は高くはありません。

じつは魚が好きな中華人

大雑把に言いますが、中華料理のコースには必ず魚料理が登場します。

日本では一般的に、鯉の唐揚げに、甘酢あんかけが一般的であるように、台湾でも少々大ぶりの魚が、同様の形でメニューに登場し、お客は決まって、それを注文の中に一品チョイスします。

 

台湾人の家庭にお呼ばれして、夕食をゴチになる時がありますが、どうやら、家庭料理でもある程度・中流以上であれば、同じパターンで魚料理が一品テーブルに並びます。

ワンパターンの魚の料理方法にはうんざりさせられますが、どうやら、魚を食べるというのは、ある意味ではステータスのようにさえ思えてくるほどです。

その食し方は、大皿に乗った小ぶりの魚であろう、大ぶりの魚であろうと、一般の家庭では魚をとる個人の取り皿はありませんから、ご飯が盛られてた茶碗と、ご飯が、大皿から自分の箸でさばいたさかなの身の取り皿代わりになります。

 

驚くことに、サンマも頭がついた一本がまるまる2匹か三匹が大皿にもられ、それを各人が部分部分を自身の箸で器用にさばくか折り曲げて、自身のご飯に載せるのですが、折り曲げ作業が難儀なると、近くの人の箸が伸びてきて、その作業を手伝ってくれます。

従って、一本のサンマに箸が自身の箸を含めて、二人がけ、三人がけで作業が進行することになります。

日本人には恐ろしい光景です。

親から教わった、食事作法の最大のタブーが公然と目の前で行われる光景に、最初は絶句し、以来、決して台湾人とは魚は食べません。

1400万人の台湾で、漁獲したサンマは完全消費できるか?

答えは「No」です。

今や日本の漁獲高を越えた台湾のサンマ漁は、国内消費には完全な供給過剰状態です。

その結果が、冷凍、冷蔵設備の備わった店舗では低級魚として扱われ、市場の脇の露天の魚屋が、その日の目玉で、10本100台湾円のセールをすることになります。

そうした事情から、台湾市場に流通しない大量のサンマは、中国に輸出されます。

多くは、洋上取引か、多くの台湾人のルーツである福建省へ輸出されます。

 

中国は大陸国家ですから、魚といえば、淡水魚が主流です。

でも、近年その淡水魚が、水質汚染で、食に適さなくなり、さらに所得の上昇に伴い、外食機会も増加したことで、海外産の海産物にも大きな需要があります。

そこに、安くて美味しいサンマの味を知った、中国人の目は、一斉にサンマに注がれることになります。

 

2年前に小笠原海域に出没して赤珊瑚を根こそぎ密漁した中国密漁船団の事件は、記憶にまだ新しいことです。

その大量の漁船団が、中国の海警船に護衛されて、日本近海のサンマ漁場に出没して、サンマの乱獲を始めたら、事態はどうなるでしょう?

おそらく、日本の一般家庭の食卓から、さんまが消える日は遠からず来るはずです。

中国人には美味なものを教えるな

せこいとか、ヘイトとか言われそうですが、結論は、「中国人には美味なものを教えるな」ということです。

いくら漁業協定を結んでも、中国人は破ります。

これは、中華人のDNA、文化、風土の問題であり領域に関わることですから、遵守されるはずがありません。

所詮遵守されない相談事の協議を重ねても無駄なことです。

ならばいっその事、中国人には美味しいもののアジを教えない事が一番の近道でです。

 

詳細な情報は手元にありませんので、正確な都道府県名は失念しましたが、岡山県、広島県、あるいは山口県か瀬戸内海に面した四国の県であっと記憶していますが、一人の韓国人が、イチゴ栽培農家に足繁に通って親密な関係を築き、それでもって、譲られたわずかの種苗を韓国に持ち帰り、やがてそれが韓国ブランドの「いちご」化けて、現在は東南アジア市場で大きなマーケットを形成しているという現実があります。

残念で口惜しい話です。

この原因は、海外市場を全く意識してなかった、農家、農協、農業行政の脇の甘さが顕著に出た例でしょう。

それを避けるには、とにかく、日本の味は基本的に門外不出として、食べたかったら、来日させる環境の整備をする一方、特に、中国人、朝鮮半島人には、完全と食と味覚の「鎖国」を維持することが、日本にとって、かけがえの無い財産になるということです。

そしてこれが唯一、中国や朝鮮半島国から、日本の食文化と食風土、農水産業を守る唯一の手段だと確信します。

 

 

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