見えてくる邪悪な中国共産党の世界戦略
安倍総理が、インドへ訪問に向かいました。
この時期にすかさずインドへ行く安倍総理の国際感覚はスーパーAです。
どんなアホでも、上段の稚拙な地図を見れば重要性を理解はできるはずです。
出来ない人は、本当の馬鹿か、中国共産党の回し者でしょう。
アルファベットの地名が潰れているので補足します。
朝鮮半島に出ているのが「G」中国北部戦区(瀋陽軍区)と朝鮮半島の北東に位置する羅津港で、当然日本海に面し、既に中朝間で60年の租借が契約済です。
「A」マレーシアのケラン、「B」ミャンマーのシットウェ、「C」スリランカのハンバントタ、「D」モルジブのマラオ、「E」ソマリアのジプチ、「F」ギリシャのピレウス、
「H」パキスタンのグワダル
他に「Y」マレー海峡、 「Z」スエズ運河
一帯一路の陸路は一帯ですが、現在建設中で将来は海路の「B」や「H」のシットウェやグワダルの海路の各拠点まで陸路で南下する構想があります。
パキスタンのH・グワダルへ抜けるには、イスラム文化の圏で最も安定していないアフガニスタンとアフガニスタンのタリバンを支援するパキスタンをモロに通過する必要があります。
国内で、イスラム教徒のウィグル人を弾圧している、中国が手前勝手に書いた構想通りに事が進行するとはどう見ても考え難いです。
さらにこの地図で注目すべき事は、北極海航路は、日本海から津軽海峡を自由に通過して北太平洋に出る海路が構築途上で、それ以外の海路はすべて構築が終了したということです。
詳細について、リンクします。

安倍総理のインド訪問
今この時期、安倍総理が、インドを訪問することは、当然のことで、この訪問事態が、複数回日の訪問になります。
ユーラシア大陸を海路で取り囲み、陸路を建設中の中国の野望は、上段の地図で十分説明が付いたはずです。
中国と国境紛争を抱えるインドと友好を深めて、日印間の交流を深めるということは、地政学的にはとても重要なことです。
とりわけ、インドの西隣にある、パキスタンから以西は、ヨーロッパを除けば、大西洋までがすべてイスラム圏です。
そして、イスラム圏が、これからの地球上の紛争の原因になり、すでに進行中です。
中国は一帯一路を推し進めることで、一見欧州への拡大進行エネルギーのように見えますが、過程で、イスラム圏との衝突と調整を強いられることになります。
この中国の一帯一路のエネルギーを分断できる国家が人口13億人のインドです。
インドには特有のネガティブな要素も認められますが、中国を世界に舞台から退場させられる、あるいは対抗できるのは、インドパワーではないでしょうか?
王朝の崩壊と日中戦争の結果、国民国家としての独立戦争を経験することもなく、棚ぼた式共産主義と国家という人造国家が1971年のアルバニア決議で、ひょうたんから駒のようなタイミングで国際舞台に登場した情報窃盗国家は、インドのパワーと衝突しないはずがありません。
なぜなら、独立運動や、独立戦争をも経験して誕生したインドは、歴史に於いて、数学の「ゼロ」を発見し発明したインド人の国家です。
この数学的才能と、巧みなビジネス感覚、英語力を持ち、間もなく中国の人口を超えるインドは日本が友好関係に強化維持していくには当然で最良の国家です。
ちなみにインドは親日国で、東京裁判ではパール判事が唯一、事後法を法定で争った東京裁判の違法性を指摘したパール判事の母国です。

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