社会現象をアニメを切り口でぬけぬけとコメントを発信する大学人

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J-Castの東芝が長寿アニメ「サザエさん」降板記事

「サザエさん症候群」と用語があるらしいです。

調べてみたら「日曜日が終わりになり、明日は月曜になる状況に憂鬱になり、学校や職場に行くことが億劫になる症状」のことを指すようです。

なんのことはない、心理学で言うところの、「ブルーマンディー」のことでした。

 

J-Castはニュース系のブログですが、この記事を、さる大学の専任講師のブログの記述を切り口に、記事を仕上げています。

単に「ブルーマンディー」のことを、ことさら、人気アニメに便乗するかにして、マクロレンズで拡大し、社会現象、社会問題にまで拡大解釈し、終いには、

「国民を明日、会社や学校に行きたくなくさせるあの破壊力はいかがなものか」

とまで書かれる筆力に、さすがに大学人は、そこらそんじょの人間とは全く異質の人間と尊敬を超えて畏怖感すら抱いてしまいます。

 

高名な大学を出られた優秀な大学人なのでしょうが、微細な日常をことさら、大きく重大視する手法に滑稽さを感じます。

なんともシリアスな話です。

 

仮に、「国民を明日、会社や。。。あの破壊力。。」の一節が、この大学人の切り口上の「オチ」という、落語の世界のシャレに相当するなら、もう少し、暗黙に「これは洒落ですよ」と言わんばかりに表現工夫を講じていれば最高でした。

また仮にそうでないとすれば、この著名大学を出た大学人は、「寄席」とかか講談の演芸場に足を運んでも、その楽しさをどこまで体験できるのか疑わしくもなり、とてももったいない気持ちが先立ちます。

 

世の中、何事もすべからく、シリアスに考えては、丸く行くことも丸くいかないものだと、長くてつたない人生でしたが学びました。

 

直木賞作家で「炎熱商人」「スチュワーデス物語」の著者であり、数年前に82歳で亡くなった深田祐介氏は、生前の自身の著書のあとがきか雑誌の対談で、「自身の創作活動で、好きな落語の語りを取り入れた時に、創作が突然楽になり、新天地が開けた」というようなことを書いていたことを思い出しました。

その中で、深田祐介氏の話は、力を抜き、自然体に地を出したことで、独自の文章のリズムと味付けを作ることができたというような内容になっていたと記憶してます。

「シリアス」、「針小棒大」で大学人としての鎧を着て、ブログに構える光景は、実の滑稽であり、出汁にされた、サザエさんの作家・長谷川町子さんも、あちらの世界で、苦笑いしているかもしれません。

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