朝起きて、というよりも、過ごしやすくなった高雄の土曜日、午前中の惰眠を貪り、起きてすぐにメモ代わりにタブレットから投稿したtwitter投稿した記事です。
日本海で米空母3隻の演習開始 北朝鮮の反発で緊迫必至
■半島戦争後の地政学の要衝として従来の宮古水道に加え、対馬・玄界灘から津軽海峡・千島海峡までの日本海防御線が新たに加わることを見据えても、当然の演習だ。 https://t.co/5MvZguLrFN— katsukazan (@asanai106) 2017年11月11日
来年2月に朝鮮半島戦争が集結していれば
おそらく、米軍の計画が実行されて成功すれば、2月くらいには終結している朝鮮半島戦争です。
韓国にとって運が良ければ、平昌冬季五輪の開催が可能になり、忌々しいが、韓国人のホルホルした顔を見せつけられる不幸が癪触るかも知れません。
こんな小事は横に置き、どんな状態が朝鮮半島に起きるでしょう?
韓国は、朝鮮半島の戦後処理会議に際し、自身がプレイヤーしての存在を主張するでしょうが、その実現場面はありません。
単に押し付けられるのは、将来統一した半島の管理の責任と、コストを一方的に押し付けられるだけです。
日本、アメリカ、中国、ロシアがプレイヤーで、半島の地政学上の権利を主張する場は、その折り合いつけるのは至難の技でしょう。
着地には数年はかかるかも知れません。
それは今まで、北朝鮮という格好の緩衝剤があって、安全保障上の均衡が保たれていたのが理由だからです。
日本から見れば
冒頭の埋め込んだtwitter通りの見解です。
理由は、現在の朝鮮半島の北東部・日本海側に面したロシア国境に近い羅津港がすでに中国との租借が完了して数年を経過し、後50年以上の期間を残すという現実です。
南下したロシアは、中国と羅津港の共同管理に主張と権益を集中するかも知れません。
羅津港は、すでに鉄道ラインで、中国軍の北部郡区(旧瀋陽軍区)と一~二時間で直結しています。
このことは、日本海が、対中国、対ロシアとの最前線になるという現実の問題が出てきます。
日本海
羅津港を中国海軍が基地として使用すれば、これは同時に、日本海を内海として、日本と中国そしてロシアが共有することになります。
従来は、日本の海自の配置は、宮古水道(沖縄・尖閣海域)の一方面が主体でしたが、これに遥かに長い防御ラインである日本海が入ることになります。
宗谷海峡と津軽海峡の防御ラインを延長させ、佐渡、対馬海峡、玄界灘に至るラインです。
これに、あるいは戦争による戦後処理により、竹島も含まれるかもしれません。
米空母3隻の演習開始
今度の戦争が終結すれば、中国とロシアを牽制するためには、こうした演習や防衛配置は常態化するのは自明に理です。
ただ大きな救いは、二年以内に改憲が実現することにより、尖閣海域での中国の挑発は減少する可能性が強いということです。
さらに特記すべきは、韓国が、朝鮮半島の主役ではなくなり、単なる管理人的立場で、いうなれば、朝鮮半島というマンションの管理会社から委託された、単なる管理人になるだろうということです。
むろん、管理会社の陣容は日米中ロです。
朝鮮半島の戦後処理会議で、羅津港の中国に権益に対して、ロシアが介入することは明白です。
そのロシアに加えて、米国もその権益介入し実現可能になれば、日本の新たなコスト発生が見込まれる日本海防御ラインの維持コストは飛躍的に低減でき、仮に日本が中ロ米に続いて介入しその権益を確保できたら、これは(コスト的も)望外の外交の大勝利です。
そしてその時の大勝利は、世界史に残る地政学上で、19世紀のナポレオン戦争後の世界秩序を取り決めたウィーン会議で、英国がマダカスカルと、スリランカ(当時はセイロン)をゲットしたのと同様の、あるいは、それ以上の評価を受けることになるかも知れません。
kazanは、今回の総選挙に関して、安倍総理の胸中にあるものは、これから起きる朝鮮半島の危機ではなく、むしろすべては、危機終了後の朝鮮半島の管理秩序にどのようにして日本が参入するかの一点にあったということを、過去のブログで複数回指摘してきました。
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