メルケル・ドイツの行方と英国

EU

メルケルの「我が闘争」

12年前に首相となってから最大の危機に直面するメルケル首相は、ドイツ公共放送連盟(ARD)とのインタビューで、「政権樹立の道は我々の誰もが期待していたよりも困難だと分かった」と述べたが、少数与党については、「非常に懐疑的」だとし、「新たな選挙をする方がより良い道だ」と付け加えた。

少数政権よりも再選挙を メルケル独首相、連立交渉決裂で
ドイツで新たな連立政権に向けた交渉が決裂したことを受け、アンゲラ・メルケル首相は20日、少数与党よりも総選挙を再び実施する方が良いとの考えを示した。

引用と選挙後の議席数ですが、これは11月22日のBBCからの引用です。

 

この時点で、メルケル氏が率いる黒色のCDU-CSU・キリスト教民主・社会同盟は連立を模索していいたグッリーンの緑の党と黄色のFDP・自由民主党の離脱で、連立を断念し、むしろ再選挙を選択すると伝えられましたが、ここで大きな変化が見られました。

11月28日 4時33分のNHKです。

大統領の説得で、みずからが率いる中道右派の政党と中道左派の政党との大連立政権の可能性を模索する方針を示しましたという報道です。

右と、中道左派の連立で、従来通りの強いリーダーシップが維持できるのか、それも、EU内で従来道理の指導力を維持できるのか?

その維持が可能であれば、EUから英国が離脱し、その手切れ清算作業で、英国とドイツの対立が表面化するのではないか?

いろいろな、思惑が錯綜します。

表向き、茶色の中道左派・SPDとの連立は、構成からいけば安定ですが、いうなれば所詮水と油の関係ですから、政権基盤は脆弱になるのはミエミエです。

女王メルケルとメイ首相の女の戦

ドイツでの絶対的で安定的な支持基盤に上にたって、ドイツの利益をEUの共同利益に置き換えることで、EUに絶対的な影響力を行使しながら、EUを手動してきたメルケル氏の国内基盤の脆弱さは、幾つかの不安定要素を予測させます。

・国内においては、従来講じてきた難民への手厚い人道的対応

・ギリシャをはじめとする南ヨーロッパのEU加盟国への指導力

・英国のEU離脱交渉の行方

・対中投資は従来通りか

・半島動乱後の半島管理への影響力行使

海洋国家と陸上国家

すでに、日英同盟の復活かとも思える昨今の日英関係ですが、日米。日英、米英、米英加豪

の横断的で重層的なリンクは、実に海洋国家同志の連携に見てきます。

これにニュージーランドやインド、チリ、ペルー、メキシコが参加すれば完全な環太平洋+

インド洋の海洋国家が勢揃いする構図になります。

 

仮に、中国の工作でチリやペルーが欠落しても、大勢にはさほど影響がありません。

 

一方の大陸国家ですがドイツ、フランス、ロシア、中国の大陸国家の連携が海洋国家への対立軸として浮上すするかも知れません。

それでも、ドイツ+フランス連合とロシア、それに中国の大きな三大グループの共有できる利益と価値観が重なる部分は一帯一路しか存在しないのでないかと思える程、少ないのではと思います。

ニュースはそんな思いを浮かべながら、みると結構おもしろいと思います。

エラー|NHK NEWS WEB

 

そうした事情を勘案すれば、英国とドイツの女のいくさがこれからどのような火花を散らすかに興味が行きます。

メルケル氏は、半島動乱後管理協議で、海洋国家グループが会議の進行と運営の中心になることをすでに予想しているでしょうか?

そこにも興味が行きます。

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