産経紙
1月10日、11日両日に渡り日本の接続海域・尖閣海域に潜航航行した中国の潜水艦について、防衛省は、小出しながら連日、断片的な情報をメディアに公開しています。
報道では、この潜水艦は、「商」級攻撃型原潜 長射程巡航ミサイル搭載艦とのこと、れっきとした現役艦です。
産経紙では、潜水艦に対して、以下の小野寺防衛大臣のコメントを報道しました。
小野寺氏は「潜没潜水艦を確認した後、海自の護衛艦から繰り返し、この船に伝わるような形で警告を発した」と語り、追尾の際、相手に音波をぶつけるソナーを用いた経緯を示唆した。 2018.1.15 13:01 産経ニュース

その他の報道として、時事通信で一件、興味深い報道があります。
時事通信
【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は15日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域に進入した中国海軍の潜水艦について「把握していない」と確認を避けた。
その上で「釣魚島(尖閣諸島の中国名)および付属の島は中国固有の領土だ。日本が釣魚島問題でもめごとを起こすのをやめるよう促す」と改めて主張した。 時事通信 1/15(月) 19:54配信・全文引用
二つの記事
産経紙で明らかになったことは、潜航航行した潜水艦は複数回ソナーの警告音を照射されていたことが判りました。
軍事の専門家ではありませんが、現代戦における、潜水艦行動、作戦は昔の忍者のような、隠密行動が絶対条件だそうです。
その前提で、警告ソナーを当てられていたということは、ゲームでなくとも完全に撃沈しているということになります。
複数回のソナー警告音照射は、明らかに「お前はもう死んでいる」と言うメセージに他ならないでしょう。
実に、日本らしいサブカルチャー「北斗の拳」の世界です。
残念なのは、ドン臭い、三流の沿岸海軍の中国原潜にこのシャレが通じないのが残念です。
少なくとも今回の件では、中国海軍は、日本の憲法9条に感謝するべきだろう思います。
来年の孔子平和賞は、福島瑞穂と辻元清美かも知れません(笑)
そして、時事通信からは、かなりの確度は低いですが、軍部のフライングの可能性も否定できない内容ではないでしょうか?
軍部のフライング
以前に、領空侵入した中国空軍機にスクランブルをかけた空自戦闘機が異常接近をされたことや、海自護衛艦がレーダー照射を受けた事件がありましたが、これは、国際法規に無知か、軍部の跳ね上がり冒険主義者のフライングではないかとと言う分析がありました。
しかし今回は通常潜水艦ならまだしも、現役の原潜によるフライング?
仮にフライングなら、かなり危険な軍人に危険な装備を与えているということになり、そうでないとすれば、この悪質性をどう説明するのでしょう。
さあらに、先の全人代で集近平は人民解放軍の全軍を掌握したといいますが、それは嘘だということにもなります。
同時に、人民解放軍の規律も乱れているということにもなります。
かって、日本共産党は、2004年11月17日(水)「しんぶん赤旗」で、間違って領海侵入した中国原潜に対して、「中国政府としての責任ある態度を表明するようもとめた」ことがあります。
中国外務省はまたもや完全にトボケテおります。
これが中国外務省の責任ある態度表明になるのでしょうか?
半島国家と同様、厄介な土人国家です。
海自に追尾され、ソナーを当てられ、公海上に浮上して中国を掲げた潜水艦ですが、あの赤旗は結果的には、白旗だったのではないかと、ひとり解釈してます。
お前はもう死んでいる。
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