台湾・蔡英文総統の再選への道

Home

台湾のテレビで初めて見せた、戦う女の表情

2018年11月24日の統一地方選

台湾の地方選は市長選ながら、日本の市長選とは、政治的重量感では全く異質です。与野党それぞれが、いくつの市長ポストを取るとかで、政権与党の支持状態を端的のトレースできる性格を持ちます。

おそらく、市長と議会がねじれるようなケースは殆ど稀で、結果、議会に支持された市政府の行政は、各市ごとかなり個性的。

日本では全国一律のような、福祉、厚生、医療でも、台北、高雄、台中、台南の4大都市間では一律では無い、かなりメリハリが効くほどの違いを実感できます。

その2018年11月24日の統一地方選で、壊滅的な敗北を喫し、与党民進党の党首の座を譲り渡したのが、今の蔡英文総統です。

戦う女の表情

選挙結果で、台湾国民から圧倒的な支持を受けている最長老で、台湾の良心ともいわれる李登輝元総統の信頼関係も揺らいだということが、国民の中でも言われるくらい、いわばレイムダック化していたのが、6月下旬のテレビの報道で見せた表情がとても印象的でした。

日常的にTVに露出する画像は殆どがスマイルの表情です。

もう一週間か10日ほど前のTVで、院内予備選の前哨戦である立候補の際に見せた顔は、初めて見せた真剣な顔つきでした。
眼は座り、視線が静止してライバルを注視、真剣の立ち合いで、顎を少し引いた半眼の状態が画面では2,3秒静静止した様な印象で瞬間…

台湾海峡黙示録・改さんの投稿 2019年6月13日木曜日

 

蔡英文総統の環境

今香港で起きている民主化の運動は、追い風です。

前回の総統選の時は、台湾の議会である立法院を学生が占拠した「ひまわり学生運動」が火を付けた全国的な政治への関心が高まり、台湾独立への希望要求が膨らむという追い風がありました。

数ヶ月前の記憶では 、追い風がすっかり凪になった状況下で、唯一の救いは、米国からの援護射撃でもある、「台湾旅行法」と6月にオープンした、AIT・米国在台湾協会の新庁舎の警備を他の米国公館同様、警備を制服海兵隊が担うことになった二点があっただけです。

米国4軍の中で、マリーンと言われる海兵隊は米国大統領の指揮下に入る軍隊になっていますから、この意味は大きいです。

再選への道

現在の香港の市民運動とそれを圧殺しようとする強権の構図は、一国二制度を受け入れた時に当然予想される将来の台湾の未来図そのものであることは、明白です。

したがって、中国との共存と一国二制度を求める国民党へのアレルギーは一気に加速し、結果民進党の追い風になります。

米国大統領指揮下の海兵隊が常駐し、蔡英文総統在任一期目に米国の「台湾旅行法」ができたことも追い風。

さらに、蔡英文総統が、公式、非公式でも、ホワイトハウスで米国大統領と会談するだけで、当確がほぼ決まりです。

さらに、年内に蔡英文総統の日本訪問が実現したら、完全当確です。

安倍総理に近い金美齢氏なら、当然この事は視野に入れているはずですから、秋口あたりの日本訪問はかなりの確度で期待できます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました