史料・二二六事件/海軍極秘書類と昭和天皇「拝謁記」の発見報道を発信するNHK
まず感じたのは異和感
戦前戦後の近現代史の史料発掘報道は、ウルトラ・特級以上の史料であり、超とくダネです。
それを、NHKがしたのですから、普通なら、NHKの快挙、壮挙とも言えるはずなのですが、率直にその気になれません。
個人的見解かもしれませんが、「アレッ、チョット違うんじゃない」という印象が、時間の経過とともに、納得しかねる印象と言うより違和感が先立つよになり、5日目にして、初めて、ブログ投稿をする意思が固まりました。
二日目・8月16日のNスペ終了後に発信したtweet
15日の二・二六事件発生から収束に至る過程での、海軍の極秘資料発掘も大いに興味が湧いたものの、二日目の「拝謁録」は内容もさることながら、とっさに、幾つかの問題点があると感じました。
海外で、ケーブルテレビ配信で視聴しておりますので、個人的には録画ができません。
その様な事情で、自身のメモとして、所感をtwitterで発信することができました。

こんな史料が発掘されたニュース等は聞いたことがなかった
オールドメディアの情報に関しては、完全に遮断されたような環境で、常に情報インフラとしてはネット回線だよりの、完全ネット依存状態におります。
少なくとも、過去に今回の史料が発掘、発見されたと言うニュースは聞いたことがありません。
「謁見録」は戦後、第2代宮内府長官、初代宮内庁長官を歴任した田島道治の遺族から提供を受けたもので、記録者である田島道治氏の経歴を知る限り、陰謀めいた要素は明確に排除できる、良心的な人物の然るべき正義と善良なる常識や配慮がにじみ出ている点で、全くの非難は見当たらないと感じます。
それだけに、NHKがその史料を入手したのですから、それが、発見・入手段階で、報道メディアとしては可及的速やかに、発見の事実を公表する義務があったはずと考えます。
NHKは誰のものか
NHKが国民の受信料と、税金で運営されている以上、史料入手事態を避難する意思は毛頭ありませんが、まずは、この超弩級特ダネとも言える発掘、入手を隠蔽したかのように、8月15日、8月16日まで、温めたことに疑念と不信を持ちます。
他のオールドメディアの記者にしても、この様な感想、印象を持つのは、NHKの記者同様、おなじジャーナリストとしては、当然ではないでしょうか?
特ダネは特ダネとして、ライバルも評価はするでしょう。
しかし、その発表と史料紹介を、8月15日にニュースで報じ、続く流れで、Nスペに誘導する手法と同様の翌、8月16日に同じ手順の番組編成をする手法は、さらなる問題点を指摘できるはずです。
さらなる問題点
史料発発掘から、史料を独占し、発表までに過程で、限定された検証人の手によって、番組が制作され、さらにそれを、NHK的8月終戦イベント的視点で、15日、16日に番組編成されたことは明白です。
過去数年の間、NHKは、反日的視点で、近現代史にエッジを明確したプロパガンダすれすれの番組を毎年8月15日を最終ターゲットに編成してきたことは広くネット空間では知れ渡っています。
こうした手法が公然と行われえきた環境、背景についても、多くの方が問題点として指摘、批判をしてきました。


そしてオールドメディアは沈黙をする
一時的にしても、超弩級の史料を独占的に発掘され、発表までのかなりの時間、メディア感覚で言えば、隠蔽された史料です。
それが、限られた少数の研究者が秘密裏に史料を検証し、それを数日間にわたり、小出しに番組と言う形で、公表したことに、怒りを覚えないのでしょうか?
今回に限り、日頃より毛嫌いしていてる、朝日、毎日を筆頭とする #日本の一部の新聞 #一部の新聞 #日本の一部のTV #一部のTV には同情すらしてしまうほどです。
#日本の一部の新聞 #一部の新聞 #日本の一部のTV #一部のTV の記者にしても、基本的には受信料を支払い、納税もしているはずです。
ならば、かられには、タムリーではなくとも、もっと公平な発掘・発見情報の開示利益を共有する権利があったはずです。
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