『孔子学院』は共産党の宣伝拠点だとして閉鎖 が続く欧米諸国とは対比的に、日本では十五もある孔子学院は健在の不思議
引用は毎日送られてくる宮崎正弘氏のニュースレターから
世界中に設立された『孔子学院』は共産党の宣伝拠点だとして閉鎖
が続く欧米諸国とは対比的に、日本では十五もある孔子学院は健在 。 そのうえ日本の大学キャンパスでは香港に連帯する動きが殆どみら
れず、むしろ大阪ではプロ・チャイナの人たちに「上から」の命令 が出たのか、動員がかかって、五星紅旗をふって、中国の国家を唱 うなどの狼藉が見られた。 作家・ジャーナリスト 宮崎正弘のニュースレター から引用
2019)9月4日(水曜日)
通算第6184号
台湾には大きな市には必ず孔子廟がありますが、そこはZ国共産党とは無縁の世界です。 日本では、この孔子廟こそないが、孔子学院が健在で、15もあるといいますから、日本の大学人の感覚に、「大丈夫ですか?」と言いたくなります。
香港の人権民主化運動は、Z国の現代史的に見るなら、規模は既に、1989年6月4日の天安門を超えていて、しかも長期化していますが、あまり詳細は紹介されません。
一方、世界の主要メディアは連日その状況を報道してしており、6月のデモ以来、日本のネット配信系ニュースや解説コンテンツで、継続的に発信されていますが、気になるのはその解説者やコメンテーターが一様に同じトーク、同様の切り口が毎回挿入されることです。
気になる解説者やコメンテーターの、一様に同じトーク
kazanなどは、かれこれ、10年ちかく、平日は文化放送、ニッポン放送、虎ノ門ニュース、ひと息入れて、ラジオ日本にかぶり付くのが日課です。
この放送が、配信元やユーザーにより動画コンテンツになって発信されるのを、そのまま聞いていますが、最近では、香港の人権民主化運動について、
「なぜ日本のメディアが取り上げないのか不思議ですが、今。。」のフレーズが解説の冒頭に入ることです。
また、今回の香港にしろ、過去の北のミサイル、ウイグル問題、Z国投資環境変化、チベット問題、Z国の生体臓器移植、などの極めてシリアスで、重要な人権に関わる問題を、日本のメデイアは取り上げないでスルーする現実があることです。
ちなみに、日経新聞などは、昨年くらいまで中国投資の旗振り役でした。
Z国に関して、日本のスタンスは異常に見えるレベルに
kazanもそうですが、中学、高校時代に、吉川英治の三国志を愛読し、高校時代には、漢文で、漢詩の世界を叩き込まれ、後年には、陳舜臣の阿片戦争や司馬遼太郎の項羽と劉邦、横山光輝の漫画・三国志を読み耽けりました。
学生時代には、友人が、東京農大の常磐寮におり、遊びに行き、そこで安酒の即席コンパになり、覚えた歌が、蒙古放浪の歌です。
かような経緯はほとんど人が体験しており、どちらかと言えば、ほとんどがZ国にシンパシーを感じて居たはです。
こうしたソフトな学習は、NHKのシルクロードや桂林、深山幽谷の紹介にほだされた経験があします。
そして、更に深みにハマったの一群がいます。
国交が深まり、その過程で、抜き指しならぬ関係にはまり込んだのが、官界、政界、財界、金融界、メディア、大学・研究機関でしょう。
その結果、現在ですら、少なくと先進諸国が、Z国の異型性、異常性、奇怪性を指摘し始めていても、日本の各界の、擁、眉意識は、懐疑的になるどころか、むしろ率先して、足元に駆け寄っているような感じすらしてきます。
宮崎正弘氏、9月3日配信全文リンク
最後に、今朝のニッポン放送cozy-upに主演した佐々木俊尚氏は、番組で
林鄭月娥・キャリー・ラム氏が実業家グループとの非公開会議で話されたことを報じたロイターの報道を紹介し、以下を注視しました。
・最も注目されているのが「中国が、人民解放軍を香港に送り込み、武力鎮圧をするかどうか」であるが。。
・中国政府は「軍介入による代償は大きすぎる」という見方をしており国際的な体面に注意を払っている。
・つまり、築き上げた経済大国として地位と利益を認識しており、この地位を保全することで体面を維持することを模索している。
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