近年、温暖化とやらで海水温が上昇し、結果、想像できないレベルの台風被害が、日本でも続出しています
水害、土砂くずれのニュースを聞くたびに、政府はお題目のように、「国土強靭化」を言いながらも、本当に「治山治水」に資金投入をしてるのかと言えば、それは見えてきません。
それはまるで朝晩のお題目で「憲法9条」を唱えていれば、尖閣は安泰で、北のミサイル発射さえも、発射されたミサイルが南にスライスするような状況が出現するかのような錯覚に等しいと言えます。
落語の世界の話で「風が吹けば桶屋がもうかる」があります
話の骨子は次の通りです。
- 大風で土ぼこりが立つ
- 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
- 盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
- 三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
- ネコが減ればネズミが増える
- ネズミは桶をかじる
- 桶の需要が増え桶屋が儲かる
内容的に、小さな話でせいぜいお座敷芸規模の話で、はなしの中が、現代にふさわしくないことから敬遠されています。
ここには昔の日本人の鋭い考察と知恵があるように思えます。
社会科学や自然科学の論理的因果関係なんてェことを言うつもりは毛頭ありませんが、実はKazanが日頃日課で視聴している日本のラジオ系ニュース解説番組や、ネット配信系ニュース情報発信番組のコメンテーターが、繰り返し説明をしますが、その時の社会の事象の説明の手法と全く同じです。
おはよう寺ちゃん(文化放送)、Cozy-up(ニッポン放送)、
虎ノ門ニュース(DHC TV)
共通する主要点
・消費税があがる→購買が現象→売れないから生産調整→残業がカット→収入現象→所得税減収
・売れないから生産調整→設備投資の縮小=購買量縮小→生産原料、資材、機材メーカーの売りげ現象→そのメーカーの生産調整→残業カット→リストラ→失業→社会保障コストの増大→財政負担増大
・財政負担増大→増税か赤字国債発行
魔法の論理ツール
もう魔法の論理ツールですので万能効果絶大でしから、利用者のセンスと甲斐性次第で、ご隠居さんのお茶飲み話から、そこそこ政治講演会の切り口まで利用できます。
こうした古典的な手法が、江戸期の庶民の話芸レベルで話され、あるいは講じられてきたとすれば、とてつもなく、日本人の思考と、その発信の受け手の感性が洗練されていたことが証明できます。
当時、一般的に教育機関は、寺子屋、武士階級の学問所、無理やり広げtて、寺社寺院がはいるかどうかの世界ですから、11世紀の世界最古のボローニャ大学に700年遅れて、18世紀の鎖国の江戸時代にこうした文化が庶民社会で形成、醸成されていたことって、すごくないですか?
藤井 聡
文化放送・おはよう寺ちゃんのレギュラーは京都大学の藤井聡教授です。
昨年末に、自身の減税主張と内閣の増税主張の溝を理由に、内閣官房参与を辞任した、理数、工学系の社会学者ですが、発信する情報の破壊力は、嘉悦大学の高橋洋一教授と同様の切れの良さに痺れています。
その藤井聡教授が、だいたい月に二回位は毎回同じ様に繰り返して発信する、「反増税」「建設国債発行で国土強靭化」「財務省悪玉論」の展開には、上段の魔法の論理ツールを多用して、明快に話しかけてくれますから、理解が容易です。
このまま三等国以下に劣化してゆく日本の最大のガンが財務省。
国土強靭化、つまり治山治水をチマチマ行うのではなく超大型の建設国債を発行し、即刻事業開始するべき。
その論理の先に、安全保障については、いつまで日米同盟に依存するする手法からの脱却がありあります。
減税と国際発行
減税による消費拡大→生産増大→雇用の安定→消費拡大→景気の好循環化→景気拡大→税収自然総収→財政出動への再投資
国債発行→全国的な治山止水プロジェクト投資→衰退した地方建設業の再構築→地方活性化→景気好転→税収自然総収
税収自然総収→安全保障投資の拡大→防衛需要拡大→防衛産業設備投資拡大→国防力強化
これが実現すれば。。
いま周辺で起きている、国家間の対立構造は殆どが解消されます。
護衛艦が病院船帯同して拉致被害者のお迎えに向かうことも容易になります。
だいたいその頃、南朝鮮の現政権の努力で、朝鮮半島は統一されているでしょう。その結果想像を絶するほど、理想的な隣国関係が出来上がるはずです。
更にこうした条件下で、世界秩序が再構築されれば、理想的な国際関係が出現し、結果失われた30年を戻すトリガーなるかもしれません。
なぜなら、情報化社会の出現というこで、インターネット空間が開放され、かなりの情報が、容易に自身の責任で知ることができるようになって、人々は、特定勢力によるプロパガンダ的情報から解放され、決別ができます。
「解放」の用語はリベラル用語で不適当なら、「自由になる」に置き換えられます。
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