今朝の虎ノ門ニュースで外務省のチャイナ・スクール薄汚い実態が紹介されました
発端になったチャイナスク-ルの陰湿さが問題になる背景にあるのが台湾問題です。
よく「日本のシーレーン」というキーワードが話題になり、決り文句、決まりセルフのように台湾海峡の重要性が語られます。
その必要性、重要性と現在、世界が対峙している根本問題への知識、配慮が欠如してるとしか思えないことを理由に本稿を進めます。
台湾海峡とその重要性
さて本題の台湾海峡ですが、シーレーンというくくりで連想すると、中東からのタンカーは南シナ海から台湾海峡を通過して、東シナ海、~尖閣海域から沖縄の西海域を鹿児島に向いそこから瀬戸内海ルート、土佐沖ルート、紀伊半島から東海中京、或いは首都圏というコースを連想しがちです。
実際は、現行の日本タンカーのシーレーンは、南シナ海からバシー海峡を抜けて、台湾の東側の太平洋を北上し鹿児島沖から所定のポートに航行しています。
そうした意味合いでは、台湾海峡を通過していると思っているのは間違いです。台湾の高雄港、あるいは、台中港に寄港する船舶でない限り、日本に向かう商船のコースは上段の通りです。
台湾にワープしてから、Facebookページで「台湾海峡黙示録」なんてェのを運営してしていて、左翼かパヨクのターゲットになり閉鎖制裁をされたが経緯があります。
その結果、友人のアドバイスを受け「台湾海峡黙示録・改」を運営しており、「台湾海峡」というキーワードのへの思い入れは、普通の人以上に強いKazanです。
後二月もすれば、夕方くらいに頻繁に台湾海峡に沈む夕日の西子湾へ行く習性をもっております。
その時期になると、涼しくなりますので。。
台湾の独立が保障できないとすれば
第一に、台湾海峡が完全にZ国の内海になり、バシー海峡を抜けて、海南島にある戦略型あるいは攻撃型原潜は容易に西太平洋の遊弋可能になり、さらに台湾東海岸の海軍の拠点を容易に構築できます。
そうなると、日本の太平洋岸は、内海に外には今の尖閣諸島を臆面もなく出没するZ国の公船同様の状態になり、Z国艦船の遊弋甘んじて許す結果になります。
外務省は、日本人の大多数が、中国の覇権を望んでいるとでも錯覚してるのでしょうか?
そんな日本人は、ほとんど知りません。
是としてるのは、一部の言論人、政府内の親中派、媚中派、アホなパンダ愛好家、 #日本の一部の新聞 #日本の一部のTV 位のものです。
本音で言うなら、10月に予定されている「即位礼正殿の儀」での中国の訪日と列席を希望する人はどれだけいますか?
来春の国賓来日とて、個人的にはいかがなものか思っております。
台湾と国連
直近の台湾との外交関係にある国は現在15カ国か16カ国のはずです。
しかも残る国のほとんどは、Z国の札束攻勢でなびき、転ぶ弱小国であることは現実です。
確かに産業基盤の弱い地域に、観光客を送り込みますよというだけで、なびく現象は否定しようがありません。
これまでに、アフリカ、中南米、太平洋の島嶼国家の多くと外交関係を壊されてきた歴史が、台湾が国連を脱退してからの、台湾外交の歩みでしょう。
1971年10月25日の国連・アルバニア決議で台湾が国連の離脱を決断した時、岸信介元総理は台湾に赴き、蒋介石総統に「離脱の翻意」を説得しましたが、ことならず、孤立化の道を余儀なくされました。
その重大さを、中華民国の国家元首は全く理解すること無く、今日の不幸を受け入れたと言えます。


その決断
例によってメンツが先行したのかは不明ですが、その結果、台湾の有能な学生の卒業後の活躍する場と機会を奪ってしまう結果に繋がりました。
日本と比べても人口比でも大学の数は多く、就学比率は高い台湾で、キャリアの国家公務員になれても、例えば外務省である外交部をあとえても、赴任できるターゲットは圧倒的少なくなります。
国連職員、国際機関の勤務などはほとんど不可能になりました。
外交官として赴任できる国も、今では十数カ国です。
国連にも入れず、外交関係国15カ国ということは、台湾の優秀な学生の将来に、外交官や国連職員になる可能性や道が殆ど閉ざされているということです。
世界が地球規模のコミュニケーションが可能になった時、こんな現実と状況は許されますか?
こうした閉塞感をもたらした原因の一つが台湾の国連離脱でした。
南太平洋島嶼国家
いま喫緊のエリアは西太平、南太平の島嶼国家です。
ここは、日本にとっても、5Iと言われているUK連合オーストラリア、ニュージーランドにとっても地政学要衝に当たります。
Z国の戦略的手法は、戦前の日本が、第一次大戦の対ドイツ戦ででの終戦後の権益で運営した南洋諸島とそっくり重なります。
先の大戦で、日本軍が多大に損失を受けながらも、そこの固守した理由は、実に、日本が第一時大戦で手に入れた権益と、当時の戦略的、あるいは戦争遂行上の要衝であったからです。
つまり地政学的要衝です。
しかも、時代を経て、Z国がそのまま日本のかっての地政学的要衝の獲得を、まるで旧日本軍の陸軍大学が海軍大学の教科書通りの展開を、自身の外交戦略に重ねてきますから、ここに不思議と奇妙感、滑稽感を覚えてしまいます。
従来は、オーストラリアやニュージランドと関係の深いエリアでしたが、ここが一本釣りで、オセロのコマのようにひっくり返されています。
それだけに失われた30年で、日本の体力が及ばなくなり、Z国の進出で工作された当該エリアの主導的二国の影響力も低下した背景を考えれば、問題の深刻さは根深いと言えます。
まとめ
仮に、トランプアメリカの戦略が、単なるZ国封じ込めではなく、Z国の政治構造の核心の崩壊であるなら、この世界、あるいは地球規模の正義を信じます。
普遍的価値地、正義に置き換えることもできます。
それは、2040年代後半のアメリカ事情とリスクをトランプ・アメリカは理解してるのだと想像できます。


台湾は北に位置する宮古水道(海峡)と南のバシー海峡、東の台湾海峡、西の西太平洋の地政学的位置にあります。
台湾がZ国の支配下なる時、日本の地政学が根本から変更をせざるを得ません。
その最大リスクが、台湾海峡のZコクの内海化です。
第一に、台湾海峡が完全にZ国の内海になり、バシー海峡を抜けて、海南島にある戦略型あるいは攻撃型原潜は容易に西太平洋の遊弋可能になり、さらに台湾東海岸の海軍の拠点を容易に構築できます。
この時点で米国の海上覇権はグアムまで後退します。
そうなると、日本の太平洋岸は、内海のすぐ外には、今の尖閣諸島で臆面もなく出没するZ国の公船同様の環境になり、Z国艦船の遊弋甘んじて許す結果になります。
それで、漁船の操業はまず不可能です。
雲霞のごとく大群のような漁船団で、海域を占められたたら、日本の漁船は操業も、通過もできないでしょう。
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