PC内部音声録音中華・F社/F11
プラグイン&プレイ 方式
デスクトップ環境での内部音声録音に関して、自分的には、ノートブックPC環境に比べるとかなり経験と慣れが必要なくらい設定に大きなハードルがあるのが現実だ。
その原因は、ノートPCでは、一般的な例でいうなら、端子というのはイヤホンとマイクが一体になった、ヘッドセット対応のジャックが一一点装置されており、仮にこの環境で、別途にマイクを装着しようとしても、ヘッドセットジャックにマイクとイヤホンの分岐インターフェースを介してマイクピンを装入するか、あるいは仮にマイクがコンデンサーマイクであれば、PCに装填するUSBが装着されており、それを規格通りに、タイプA、あるいはタイプCをPC側に挿入することで、録音環境がほぼ自動的に設定さえるのが普通だ。
自動的というのは、「プラグイン&プレイ 方式」に進化してることが背景にある。
デスクトップPC
外形
デスクトップPCは本来的にが携帯性以外はオールマイティーという設計哲学がある。
その結果、デスクトップPC環境では、PC本体にマイク、外部スピーカーのジャックが一変的には前面か上部、と背面の二か所に設定されており、さらに背面のパネルにはブル―色のLine入力ジャックまでが付いており、さらに通常にマイク録音用のピンク色のジャック、そして外部スピーカー&イヤホン用のうすグリーンのジャックと、環境の選択枝が多い分、理解が複雑になるのが一般的だ。
ノートPCとの比較
以上を前提に、さらに、内部の処理として、サウンド設定を必要としており、その設定に関しては、ノートPCであれば、必要なマイクを装填することで、「プラグイン&プレイ 方式」により、詳細設定まで、自動的にデバイスを選択して設定されるのに対し、デスクトップPCでは、詳細設定をふくむ、サウンド設定をその都度設定が要求され、慣れない時点では、そうしたわずかなミスで録音が失敗するケースは珍しいことではないのが現実だ。
windows環境
さらに、Windows環境では、デバイスの装填、装着後、PCのスタートボタンから設定画面を開き、PCの音が出るデバイス、さらに録音する際の、デバイスのチョイスが必要になる。
出力設定
- PCの音が出るデバイス
- どのスピーカーか?
- 外部スピーカーとしても、
- 最近はディスプレイに内装されたスピーカー
- 完全に独立した外部スピーカー
- アンプ内蔵スピーカー
- 外付けアンプ + スピーカー
こうしたスピーカー等を仮にデバイスとして、使用するそれぞれのデバイスの設定が必要になる。
入力設定
さらに、上段のスピーカー音を録音するとなると、そのデバイスのチョイスとして
- マイク
- ステレオミキサ―(PCが内部実装)
- オーディオインターフェース(ユーザーが任意にマイクとPCの中間に設置するデバイスであり装置
以上の環境が挙げられ、それらの選択と設定をして始めて、例えば
- YouTubeの再生音や、
- Spotifyの再生音、
- あるいは、PC環境で再現されるゲーム音声や、
- Skype通話音、
- 最近ではPC会議での音声等
以上の録音が可能になるというのが一般的な認識だろう。
選択肢の多いPC環境でのバリエーション
これらの組み合わせを数えるなら、最大十数通りから二十数通りの組み合わせになるのがデスクトップPCであり、ノートPCであれば、それは一桁数の設定で録音が可能になるのが普通だ。
ボイスレコーダ/サウンドレコーダー
その意味で、小欄は、もっとも簡便な方法は、スマホ、あるいはタブレットのボイスレーダーに録音したもの録音後にPCにシェアし、ファイル変換をして音声編集アプリ・例えばAudacityならMP3に変換後に容易に音声編集が可能になるというアプローチがある。
ボイスレコーダ専用機
さらに簡便さで究極的なアイテムボイスレコーダ専用機だろう。 ボイスレコーダーをマイクロフォンに見立て、自由に音声を録音する。
録音したデーターは、マイクロSDカードあるいはUSBでPCに音声ファイルとしてデーター移動し、
そのデーターを、PC側の音声編集ソフトで取り込むことでより簡便な方法で編集環境を実現できる。
FT11接続図 to PC・DeskTopメモ
FT11は、中華製のオーディインターフェース機能が組み込まれたサウンドカードで、メーカーの詳細、アウトラインは不明だが、デザイン的特徴から、結構ポピュラーなマイクロフォンメーカのデザイン風になっている。 難点は、説明書があるものの、不明な点が複数あって、トライアンドエラー方式で、個々の設定をテストして、自分なりの使い方をする必要に迫られる。
サポート体制は、説明書に一切不記載であり、ネット検索で、メーカーのサポート先の気配があるURLがヒットしたが、実際にコミュニケーションをしていない関係から、今回はURLの記載を避けたい。
FT11接続図(イメージ)
注 1、丸×はUSB、丸+はピンorジャック接続
注 2、 DACはプライベートに装置したもの。
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