2021年5月12日 もぎせかチャンネル視聴メモ

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ユダヤの系譜関係メモ

ユダヤの系譜にアシュケーナ系(アシュケナジム)とセファルディーム系(スファラディ)の二系統があることを学習したのは、4年華5年前のfacebookのともだちの投稿記事に因るのが発端で、それまで漠然自分のイメージに入っていた、ミュージカル・森繁版「屋根の上のバイオリン弾き」の世界にあったロシア系ユダヤ人の存在が、少しだけ背景が見えたような気になって、少しばかり掘り下げたことがあります。

それでも、この種のジャンルを発信するサイトには特有の訴求力があって、時には引いてしまう時も多々ありますが、その理由は、強引に「ユダヤ陰謀論」に誘導するかのような印象に耐えられなくなるからだろうと想像します。

2021年1月頃、偶然に遭遇したのが茂木誠先生が発信する「もぎせかチャンネル」でした。

もぎせか世界史講義の魅力

世界史については、受験経験から、基本は教科書の精読で、精読の精度はキーワードが出たら、教科書のどこの章にあるキーワードで、そのページにはどんな画像やイラスト、地図が記載されているかが自然に連想できるレベルでした。

この手法が、古文な苦手をカバーする方法でした。 ちなみに英語に関しては、英単語力が弱く、西尾孝の学年別的な中高6段階プラス受験英単語イデオムでなんとかドンジリ内を確保できたような経験を持ちます。

今日、この投稿を打ち込むにあたり、西尾孝先生をググったら、1916年・大正5年の生まれと記載されていましたが、現在は105歳のご高齢のようで驚きました。

およそ2000年以上の間、国を持たない民族と言われる

ざっくり言うなら、キリスト誕生時は、イスラエルはローマの占領下というか施政下にあり、この時期にイエス・キリストは処刑されているから、当時のいくつかの戦争、反乱の結果、国を失ったというのが、高校教科書の世界でこれが一般論。

ここで終わってままい、一気にシェイクスピアの世界かトラファルガー海戦の勝利をめぐる、ロスチャイルド家の英国債の話に飛んでしまうから、その後の「ユダヤの陰謀論」が主役のように登場するがため、詳細が見えなくなり、単純に、ユーラシア大陸を中心に離散したとするイメージが先行してしまいがちになる。

もぎせかチャンネルは、日系?ユダヤ人・吉岡孝浩Josephさんとの対談形式の二本構成のコンテンツで、ほぼ聞き手の回った構成が、説得力を増幅してくれたようです。

コンテンツ・もぎせかチャンネルで提供された資料

コンテンツで紹介されたユダヤ系3系統の移動概要

これを見ると、地中海を挟んで、イベリア半島に移動したセファルディーム系と中央ヨーロッパを起点というとする表現は現実的で無いので、そこにいたあるユダヤ人の集団のアシュケナージ系がロシア、ウクライナ、東欧、バルト三国に四散したとすれば、かなり見えてくるが、この図を見る限り、アシュケナージ系はセファルディーム系の派生のような理解をするべきなのか?

だとすれば、セファルディームの流れがドイツに集まりそこでアシュケナージ系を形成してさらにそれが移動したとすれば理解が早そうだ。

さらに、エルサレムから、北アフリカ経由ジブラルアル海峡を渡り、イベリア半島まで移動したセファルディーム系とは別に、中郷、小アジア、アラビア半島、南西アジアに移動したミドルイースト、つまり中東系の3系統が存在したことがわかるので、この辺の理解は新しいことのようです。

下はウィキにあった中世のユダヤ人移動概要図

2021年5月12日 もぎせかチャンネル埋め込み

茂木 誠 氏の発信が教室から外に飛び出した 

初めて「もぎせか」を視聴したときのコンテンツは、おそらく予備校の教室での講義光景の撮影コンテンツでしたが、その授業の濃厚さに圧倒されて、視聴し、フォローするようになり、さらにfacebookのアカウントをお持ちでしたので、速攻で友達申請し、FBFになりました。

FBFは、とある世界の「マブトモ」とは違い、なにかの時に、直接メッセンジャーでコミュニケーションがとれる関係を言います。

その茂木誠氏は、21年前後から、保守系言論人との対談をコンテンツ化して発信してます。 

保守を任ずる、歴史を冷静に直視でき技を持って、保守系言論人との対談を精力的に発信する様子には、受験世界史の講義を超越した、しかも日本史の教師の経歴もあり、教育現場の体験から、憂国、救国の一念でを感じさせます。

特に、1月中旬以降には、世界各地に在留する日本人との、現地の様子をインタビュー形式の対談をコンテンツ化するなど、最近、富に活躍の様子がyoutubeのホーム画面に頻繁にそのサムネイル画像が露出するのは、あながち、自分のPC環境のアルゴリズムが理由と言うわけでは無いと思っております。

今回は紹介できなかったが、もぎせか世界史のロシア全史は圧巻でわかりやすく、バルカン半島・東欧史も必見かと思う。

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