櫻井よしこnote

memo

初めて知ったのは「きょうの出来事のMC時代」

櫻井よし子氏の憂国、愛国の訴求力と、櫻井氏のパーソナリティーによる発信力があって、氏の活動が見事に昇華された結果だろうと勝手に思っている。 氏がNNN・日テレのニュース番組「NNNきょうの出来事」のMC(1980.5~1996.3)を努められた新世紀前の約16年間をつぶさとは言い難いが、そこそこの率で視聴した個人のイメージと、降板後のイメージが一新したことを記憶している。

降板後のおそらく本来的なパーソナリティー全開で発信しる表情とMC時代のストイックな表情の格差は、あながち、旧型のブラウン管TV受像機の画面に鮮明度が原因とは言い難いはずだ。

あの時代は「雌伏」の時

日本語に「雌伏」という表現があり、その間がなんとなく、鬱積したような、あるいは将来の躍動のマグマのような印象が残る。 それ故に、知的で美貌の保守言論人に言うには極めて僭越、無礼極まりない気持ちで恐縮する次第。

70年安保が終わり、日本社会が高度成長、そしてバブル経済に突入していった時期に、ストイックな表情でMCを張った桜井よし子氏には、21世紀に傑出、吐出した保守言論人・櫻井よし子氏を認識するなら、あの時代を勝手に「雌伏」と形容するのは、自分的な思考としてはとても納まりがいい。

時代 1980.5~1996.3

大平正芳政権から鈴木善幸政権に移行するのが1980年7月で、橋本龍太郎政権は1996年1月だから、この間、

大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下 登、宇野宗佑、海部俊樹、宮澤喜一、細川護熙・もりひろ、羽田 孜、村山富市、橋本龍太郎政権が日本を舵取りした。

実に11人の総理をメディア人として観たはずだ。

この時代に

11の政権をワイドニュースのMCとしてつぶさに見てきたメディア人は櫻井よし子氏の他ではフジテレビの安藤優子キャスターくらいだろうが、世紀末から新世紀に保守言論人として認識され、多くの著作を上梓した点では、比較にはならないだろう。

櫻井よし子氏がMCを張った16年を仮に「4年の政権」の括りで看るなら、4政権、平均3年の括りなら3.5政権、それが5年の括りなら3.2政権になる。

櫻井よし子氏がMCを張った16年間の日本の11の政権のウォチャーとなれば、日本の外交を重ねれば、日本と米国、日本と中国、日本と韓国、日本と北朝鮮を重ねて看れた数少ない、貴重なメディアウォッチャーだといえる。

しかも、戦後秩序の変化の重要な要素、現代史の貴重なキーワード・「ベルリンの壁崩壊」以降を重ねえる稀有な時代ではなかったか。

「武士の娘」と「異型の大国」

1873年、越後長岡藩の家老の家に生れ、武士の娘として厳格に育てられた著者・杉本 鉞子「武士の娘」書評を2000年代初頭に、おそらくラジオで発信されたと記憶。

その発信で、著者・杉本鉞子が越後、長岡の出身で、櫻井よし子が同郷と言って、紹介された内容が印象的であったこと。

さらに櫻井よしこ氏が上梓した「異型大国」は2010年の発刊ですが、これも、ラジオ情報で、中国に進出した関西の金型メーカーの社長が中国撤退時に「ノウハウが詰まった製造過程の装置、機械を復元不可能状態にして、かなりの犠牲を払って撤退、帰国した」という気骨あるエピソードを紹介されて、同書を購入した経緯がある。

2000年代になって。。

2000年代になってから、つまり、櫻井よしこ氏が18年間MCを張った番組の降板後に、いずれもラジオ出演された時の情報以来、保守のスーパー言論人として認識したきっかけのはず。

2010年以降、浅草から台湾・高雄にワープして、台湾人のご縁でfacebookアカウントを作ったのが2013年頃だ。 2015年前後の頃、アカントを持っていると、ブログ的なサイトであるfacebookページを運営できることを知り、facebookページ「台湾海峡黙示録」を運営した。

 

「ページ」に来訪者が訪れて、「イイね押し」をすると、「ページ」のイイねは、アカウントの投稿記事に「いいね押し」とは異なり、ページのフォロワーさんになるというような仕組みになっており、その時に、櫻井よしこ氏から貴重な「イイね」押しを、facebookページ「台湾海峡黙示録」で頂戴し、舞い上がって、発信・投稿に明け暮れた思い出がある。

「ページ」に来訪者が訪れて、「イイね押し」をすると、「ページ」のイイねは、アカウントの投稿記事に「いいね押し」とは異なり、ページのフォロワーさんになるというような仕組みになっており、その時に、櫻井よしこ氏から貴重な「イイね」押しを、facebookページ「台湾海峡黙示録」で頂戴し、舞い上がって、発信・投稿に明け暮れた思い出がある。

そのfacebookページ「台湾海峡黙示録」は、2016年になるとfacebook日本の言論空間では異様な保守アカント狩りが、facebook日本社のサードパーティ(外注・下請け)企業の向こう側系の人間の操作による意図的で恣意的ban制裁が始まり、昨年に、ついに削除されてしまったという経緯がある。

コメント