ノルドストリーム1と2

memo

ノルドストリーム1の供給を止める

ロシアは、ノルドストリーム1を止めると、ロイターが発信した。

下は、Bloombaergの記事タイトル

ノルドストリームは稼働停止継続、新たな技術的問題で-ガスプロム

Bloomberg News

2022年9月3日 3:07

1日前の記事なので、Latest・最新だが、前々日のBloombergは「ノルドストリームは稼働停止継続、新たな技術的問題で-ガスプロム 2022年9月3日 3:07」があるくらいで、欧米系二紙や三紙といった複数のメディア情報で、報道の方向が見定められない、混沌とした状態なのが濃厚デス。

ロイターのリンクを挿入(参考)

ノルドストリームに新旧の1と2があって。。

ノルドストリーム2はロシアのウクライナ侵攻で、2022年3月、ドイツ国民の「市民」が、ウクライナ支持と反ロシア・プーチンへのメッセージとして、市民運動として、ノルドストレーム2の運用、稼働停止を求めた経緯もあり、調べた限り、稼働はしていないような情報のほうが圧倒している。

当時の「市民」の抗議行動として。。

ウクライナ危機をきっかけに経済地図も塗り替わろうとしている。

ドイツ・ベルリンでは10万人以上が参加した反対デモが起きるなどプーチン大統領への批判が急速に高まっている。 こうした市民の声を受けドイツ政府は「ノルド・ストリーム2」の停止を決めた。

ノルド・ストリーム2はバルト海を通じロシアから天然ガスを運ぶ巨大パイプライン。バルト海に近いルブミンにはノルド・ストリーム2の終着駅となるプラント郡がある。

稼働することなくプロジェクトが停止したノルド・ストリーム2を見つめる村長のフォーグトさんはこの制裁はプーチン大統領に分からせるために絶対に必要なこと、経済的に失うものがあっても仕方ないことだし文句はないなど話す。

引用:https://kakaku.com/tv/search/keyword=ノルドストリーム2/

ノルドストリーム1と2の違いは起点と着工年度の違い

詳細のサーマリーは下の経路図がビジュアル表記している。 つまりノルドストリーム1が運用中パイプラインで、新設が同2ですでに完成しているが、ロシア側の政治的都合とドイツの市民運動家を中心とした露軍によるウクライナ進行反対を根拠にした運用反対活動にカウンターと言う都合で、運用に至っていない。

ノルドストリームのノルドの語源は、ロシア語だろうか?正確なことは不明(未調査)だが、「北」「北方」の意味で、大雑把な理解とするなら「北からの潮流」「北方から流れ」というニュアンスで、当時の西ドイツのメルケル氏が、夜毎の日課で電話通話コミュんケーションを頻繁に行い、プーチン・ロシア、メルケル・ドイツあるいはメルケル・EUとしての信頼構築形成過程でを経て、プロジェクト実現に至ったという背景がある。

欧州の社会科学と言論空間の流れ

メルケル・EU、あるいはメルケル・ドイツがノルドストリームに前のめりになった背景に、再生エネルギー志向の環境左翼的風潮、つまり北欧、ドイツを中心とする脱原発・自然に優しい自然エネルギーという熱病的ストリームがあったと見るは容易だ。

この潮流の原点にいたのが、1988年・東西ドイツ統一と1991年・ソビエト・ソ連崩壊で、方向性を失ったマルクス社会科学系研究者が、1970年代初頭から活発化していたローマクラブと合流し、それにナチス時代に米国に逃れたローザンヌ学派系マルキスト研究者が、第二次大戦中より、米国の大学、社会科学研究機関でを形成されたフランクフルト学派がユダヤ資本とディプステートと合流し、それがダボス会議の潮流になっているという現実を無視することはできないだろう。

経路図

これから冬に向かうドイツ・EUの防寒対策は対応できるか。。

数少ない経験から、欧州、とりわけ、ロンドンで10日ばかり、パリで3週間ほど滞在した時に、ホテル以外でも、普通のビジネスマンのお宅に何度が泊まったことがあり、日本ならさしずめマンションといわれる集合住宅での経験では、あの映画”死刑台のエレベーター”に出てくる蛇腹格子の外ドアがついたような1基のエレベーターが設置されたようなマンションでも、暖房と、給湯は集中システム化されていたので、おそらく、建物か町内のブロックでガスタービンを稼働させて、暖房と給湯をしてることは確実。

パリでこの環境なら、第二次対戦中の連合国側の空襲で破壊されドイツの主要都市は、その復興の過程で、パリの都市と同様のインフラを整備したことは容易に想像できるし、当然この事は、ポーランド以北のバルと三国、北欧4カ国、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグの大西洋岸国、オーストリア、スイス以東の旧東欧諸国とて、環境はかなり、類似してると想像できる。

つまり、地中海沿岸以外は、基本寒いのが欧州だ。

ドイツの市民が叫んだノルドストリーム2の停止

コレなどは、プーチン・ロシアにとって、格好の口実であり、援護射撃になったことだけは確実だ。

市民活動で、日本で言うなら、環境左翼が横行する環境、政治風土にあって、ウ戦開戦後の一週間かそこらの時点で、環境左翼の頭に浮かんだのは、2014年のロシアによるクリミア侵攻であり、鮮やかな1週間でのハイブリット戦であったはずだ。

しかし、今回は、長引いて既に半年が経過した。

バイデン・アメリカはディープステートとツルンで、侵攻当初から、戦争の長期化を念頭においてきた事は、開戦当時のバイデン氏の発信からも伺うことができる。

ウ戦争は長引く公算が大

寒さが欧州を襲う。 歴史的に、ロシアは戦争では、冬将軍という寒さを武器にしててきたという伝統とDNAを持つくであるだけに、ノルドストリーム1、2で、EUの覇者的存在であったメルケル・ドイツを完全に取り込み、手玉に取る手法を確立している。

何よりも、ルーブルは国際通貨に対して、想像した下落には至っていないという現実がある。

まして、ロシアの消費経済が豊かになったのはこの20年位のことで、基本は寒く、冷たく、豊富な食材とはあまり縁がない、厳しい環境に殆どの世紀を耐えてきたという、「耐える」「耐久」というDNA、民族性、耐性が備わっていると、一部のロシア通の言論人が発信しているが、この点に関しては、ドイツの市民のゆるい平和感覚とは比較にならないものと理解出来る。

若干の悔しさはあるものの、ウ戦の見極めが定着するまで、2022年3月4,5日以降に発信した、「北方領土回復の好機論」の軌道修正が必要と考えざる得ない状況で、あまりハシャゲない自分が見えてブルーになる。

ウ戦の長期化で浮上するのが戦術核に浮上

今、世間では、プーチン・ロシアの劣勢は、近未来に、ウクライナ戦場の戦術核の使用を招く懸念が浮上している。

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