メモ「Commonwealth」と「英国連邦君主」

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エリザベス女王の逝去

エリザベス女王が逝去された報道のあった、9月9日朝以来、昨日は、在位70年の長きに渡り、世界規模の英国連邦を構成する国家の国家元首の逝去と重さを考える1日になった。

国家元首の空白は事実上許されないのが現実。シームレスに予定されいた、Charles IIIが王位を継承し、議会での王位継承評議会で立会人である議員が、個々に認証宣言と署名する光景がライブで配信された。

明治と昭和を重ねて。。

30余年前に亡くなった義父とは、彼が病床生活に入る以前は、年に何度か上野、浅草界隈に連れ立って、映画のお伴をし、食事、酒を飲み、昔話を聞く機会が恒例でしたが、その時は、決まって、年末と盆前の実家に大掃除で、女性陣の気合が入った掃除の邪魔になるため、半日掛かりで、二人で実家から追い出されることが理由。

義父の口癖の一つに「明治の人は偉かった」があって、キャリア官僚で退官し、私大に天下った経歴を持つ、大正生まれの意外な側面を見たというより、むしろ、明治という時代と人間に大きな強い憧憬を持つて話すことに強烈な印象を感じたものでした。

明治の治世は44年、

大正時代は14年

激動の昭和時代は64年

平成は31年で

ご退位で上皇に

54の主権国家・加盟国の長であり、

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27歳で女王即位された運命としても、70年の御代、君主在位期間の長さは、驚異的であり、激動の20世紀、世紀末、そして新世紀に渡る70年という時間を、現代の価値観を共有されて在位された事実は、それだけで、現代史そのものを感じさせます。

しかもその国家元首は、Commonwealth（Commonwealth of  nations）を構成する54の主権国家・加盟国の長あり、Commonwealth of nastions構成国のうち、国王は、君主制である加盟国21か国のうち15か国の国家元首であり（UK・イギリス連邦王国）、その各国に国王・女王の名代として総督が任命され、派遣されている。

総督

総督の英語読みは直感的で「governor」。　

旧大日本帝国は、台湾と朝鮮には、天皇陛下の名代として台湾総督、朝鮮総督が任命され、派遣されていた。

台湾総督を検索

台湾総督を検索すると、カナ順で、明石元二郎からはじまり、南広まで１９名の氏名が並ぶ。

明石元二郎は、日露戦争で、ロシアの後方でロシア革命活動家に工作した軍人で、日本諜報黎明期のスペシャリスト「明石大佐」として有名だが、ほかに、著名な軍人として児玉源太郎、乃木希典の名をみることができる。

軍人と官僚の栄達に頂点の一つであった、いうなれば典型的な勅任官のような存在だろう。

朝鮮総督

９名の総督と１名の臨時代理、さらに、総督を置く以前には歴代３人の韓国統監を韓国統監府  に派遣している。

その初代の韓国統監が伊藤博文であり、朝鮮総督の説明には

朝鮮の軍事的重要性を鑑み、韓国統監・朝鮮総督には高位の政治家あるいは大将位の軍人が任用された。総督は海軍大将の斎藤を除くすべてが陸軍大将。

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