イヨイヨ感を思わせるチャイナ関連公開情報

中国

坂東忠信氏のtweet情報をリツ

中国外・海外居住華人情報

自身が台湾在住と言う事情もあり、「N共朝毎」で代表される紙媒体、地上波とは無縁の環境から、ネット環境でウォッチできるSNS情報やニュースポータルの公開情報を集中的にウォッチせざるを得ない環境におります。

こと中国関連情報に関しては、中国政府の強権から逃れて現在、香港、日本、台湾、欧州、北米に在留中の華人が発信する情報は貴重です。

華人情報の特徴

発信される情報のソース背景が幾つかある。

華人のネットワーク、例えば人脈のネットワークで互いにコミュニケーションをしてることで、浮上する直近の情報がそれに該当する。 メール、電話、Skype、その他インターネット通話、SNSが彼らの主要コミュニケーションツールだ。

彼等の多くは、中国からの脱出成功者であったり、幸運なきっかけで、現在の居住地での在留権を確保したケースがほとんどで、総じて、習近平現体制への共感認識は持ち合わせていないのが普通だ。

当然ながら、現在居住している社会での、MSメディア(メインストリームメディア)は当然ながらチェックしており、それに加えて、ネット環境でウォッチできる、人民日報、環球時報、South China Morning Post、Radio Free Asiaを注視している様子が見える。

華人情報の強み

最大の強みは、彼らは、中国国内のウェイボーと言ったSNS情報を見れる環境にいることで、華人ネットワーク内のヒューミント情報の類が、SNSの断片情報が、大きな輪郭になり、相互の検証や批判というプロセスをえて、個々の事象が明確になり、それを発信してるので、多くの場合、外信系MSメディア以上の濃厚な情報に仕立てられているのが一般的だ。

2023年春以降の発信に見える余裕

昨年までは、中国で行われたコロナ渦による都市封鎖と、それに関連する不動産産業の信用不安、さらに金融機関の信用不安、習近平体制三期目に関連する権力機構を観察する情報が多数を占めていたが、2023年春以降、情報の色彩、音調に大きな変化が見られるような印象を感じられるのだ。

昨年までは、中国国内の異常な、社会で際立つニュース情報が大きな話題を提供していたことを記憶す。

都市封鎖、そしての解除、経済問題、習近平三期目に関わる共産党中央内部の話題・ニュース、軍部の動静、中国が海外向けのカウンター的発信情報等が、昨年か今年前半のニュースの主役であったのが、夏季になると、自然災害、ダム貯水の放出による人災レベルの洪水、軍部の粛清、党高級幹部の失脚、機密漏洩、施行された反スパイ法を巡る話題、経済の崩壊を伝えるもの、深刻な失業問題に変わった印象を強くする。

すると、中国本土外に在留中の華人系発信者は、一斉に、すべての事象と習近平体制の隘路の相関関係に及ぶ、大胆な切り口の発信内容が圧倒的多くなった。 それを発信し、語る情報の表記に、微妙な高揚感すら感じてれる記述の変化をどうとらえるべきか。。

語り、発信する記述から見える高揚感

発信の音調、色彩の微妙な変化が高揚感として伝わってくる。  の皆一様に、新唐人系の2000年代初頭でみなれたスピーカーはすでに次世代に代替わりして、古い人でも2010年前後に登場したスピーカーが最古参で次の世代が2015年以降の、香港の雨傘運動以降に華人系ネットメディアスピーカーとして現在にいたっている。

彼ら注視する中国の体制は、その各人が期待する方向に、舵が切られたことを認識し、それを共有してるからこそ、伝わってくる高揚感だろう。

櫻井よしこ著「異型の大国・中国」

櫻井よしこ著「異型の大国・中国」に出会ったのは、2008年頃だと記憶する。それまでは、1980年代の、不細工なスーツ姿の団体行動でホテルニューオータニから弁慶橋を渡り、田町通りの間にあった、赤坂飯店にむかう一行を先導する日中友好商社の面々を思い出すくらいであった「中国イメージ」は一変し、将来日本にとって、厄介に存在になるのが中国と認識した最初ではなかったか?

そしてインタネット黎明期には、いくつもの保守系言論チャンネルがコンテンツを発信し、そのおおきなうねりに圧倒された左翼が口に出した、右翼勢力への侮蔑用語が「ネトウヨ」で、2010年走りではなかったか?

保守系言論チャンネルでは、各チャンネルでは言論人、エコノミスト、歴史研究家が、一様に「あと数年で中国経済は崩壊」を発信していたし、その視聴者は一様に、2012年ないし、2015年位には、それ実現するだろうと勝手に想像を膨らませていたものだった。

2012年来裏切られてきた識者の発信する中国崩壊は、2023年になって習近平三期体制が動き出して、にわかに加速しはじめたような印象は鮮明を極めそうだ。 そして上述した中華系発信者の発信から見えた高揚感は、2010年だい初頭に念頭で勝手に想像した事態が、10年遅れで胎動し始めたことによるものだ想像する。

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