寒波を「寒流」表記・台湾メディア

台湾海峡黙示録

寒い台湾、2日で二桁の関連死亡者

俳優・加東大介(故人)の戦争経験手記で、映画化されたのが「南の島に雪が降る」でした。

秋田生まれのkazan、世間の先入観に反して寒がりです。その傾向は、長年東京下町の人情の中でも、人並み世間の風にさらされること少なかからず、そんな思いから台湾・高雄にワープしたのが台湾浪人のきっかけでしたが、常の人生の先読みを読み違えるのは、正に「逆真のkazan」の所以かも知れません。。

その台湾で、あさのTVでは、寒さが原因で10人が死亡とかという字幕をウィッチして、yahootwでニュースチェックしました。

ニュースチェック画像

案外知られていない台湾の寒さ

SNSブログで台湾の生活体験で寒さを発信すると、「オーバートーク」と言われがちですが、実は本当です。

事実、2年に一度くらいは、背骨のような台湾の中央を南北に走る山岳地帯に雪が降ります。標高1,500から2,000位のドライブがてらで行かれる行楽地でも積雪で車の走行が困難になる場面が頻繁に報道されます。

それでも、冬場の日常で雪をが珍しい台湾人には、「白魔」などと言う認識はありませんから、皆さん存分に寒さと、雪を楽しんでいるのが、雪、寒さに対する台湾人の文化のようです。 

参考ですが、

大東亜戦争の戦史に、日本時間の1941年12月2日、日本海軍連合艦隊司令部は北太平洋上を航行中の機動部隊に対し「新高山登レ1208(ニイタカヤマノボレヒトフタマルハチ)」という暗号電の送信があります。

「ニイタカヤマ」とは日本名「新高山・シンコウサン」で、富士山より高い山が、日清戦争で領土のなった台湾にあったことでの日本的感覚での名称でしょう。標高は 3,952 mですから、本稿の最上段のような気象レーダー画像の時は、厳冬期の日本アルプス並の環境だと想像します。

生活上で体感する寒さ

台湾の建築物には、断熱材を取り入れた施工法はまずありません。壁面でいうなら、建築用語の壁構造物、つまり打ち込んで乾燥したコンクリートの打ちっぱなしの状態で、もし、外壁用のタイル貼り、カーテンウォール、あるいは石材貼りが無ければ、そのままそれが建物の躯体になります。

簡単にいうと、壁外部面が外壁で、内側内壁ですので控えめに言うなら外壁・躯体・内壁の一体構造という具合です。 

ですから、仮に、外をタイルや石材で仕上げていても、さらに、内壁が内装仕上げでクロス、あるいは塗装があっても、下地がないのが普通ですから、外気温がダイレクトに伝わり、まるで、保冷倉庫(冷蔵倉庫や冷凍倉庫とは違う、一般的な流通業界で言う倉庫)と同様の条件ですので、寒さが身にしみます。

暖房器具

暖房器具が各部屋にあるということは無いです。 ひたすら着込み、重ね着をするのが一般的です。 そんな具合すので、大きめの扇風機型で頭の部分が反射鏡面になってその全面にヒーター熱源になる遠赤外線管がついた暖房具を高雄で購入したくらいです。

これとて、このヒーターと電子レンジを併用すればブレーカーが落ちます。そんな訳で、契約アンペアを変更しようとしたら、集合住宅(マンション形態)では不可能でした。 それでも部屋中の照明を最小数にして暖をを取っていた2ヶ月後の電気代請求書を見てぶっ飛びました。金額が倍になっています。

それで、やむえずオイルヒーターのデロンギを最小限の場面で限定的に使用する有り様ですが、一般の台湾人宅には95%以上が暖房は無いはずです。

最近の体験

とある病で、胃の一部を切除することになり、最も設備環境の良い大学病院に入院する事になったのが2021年12月最終週でした。 

知人、知り合いの歓呼の声に送られて、勇躍、出術室の病人になり、数時間後病室で横たわっている自分に気が付きました。 寒いのです。 なぜなら、病院全体が冷房のエアコンがキッチリ効いていますから。。  さらに翌日、同室の光景をみたら、入院患者が、ダウンジャケット着込んで病院の毛布2枚を重ねてベッドで寝ています。

術後4~5日は、重湯、お粥、少量の野菜系の惣菜ばかりでした。低カロリーで、熱量不足から寒さとの戦いの10日間でした。 暑い日本茶、せめて麦茶かほうじ茶すらなく、当然ながら熱いコーヒーも厳禁で、唯一、熱い、熱い白湯を飲んで、念願の10キロ減量を果たしました。 もっともその数週間、少食が常態化して、生まれて初めて便通うの困難を体験しました。

今はかなり改善しましたが、改めて快便というのは素晴らしいことと認識する事ができたようです(^^)

今現在、自室では。。

デスクトップPCの発熱があり、さらに、ヒザ下までのフード付き超ロングの厚手ダウンのグランドコートというかベンチコートを羽織ってタイピングをしてます。

本当は、普段の少々寒いときでも、薄着の上にこのグランドコートをと思うのですが、夜陰ならともかく、コンビニあたりでは、かなりひと目を引きますので、我慢しておりますデス。

これで夜になれば、ひざ掛け用に転用した電気敷布を利用すれば、これで、防寒対策は完璧です。台湾に10万人位の日本人がいるかも知れませんが、おそらくkazanは、トップ10%のグループにはいる防寒対策をしてると自負してます。

チェックした新聞情報

原文リンク

訳文

タイトル→2日間の寒波で74人が急死!医師は「5つの症状」を警告して医師の診察を受けます3つのグループは注意してください

記事上段抜粋・自動翻訳

冬の寒波の最初の波が台湾を冷やし、過去2日間で、突然死のケースがさまざまな場所で急増しました。台湾では合計74人がOHCA(病院に到着する前に心臓と肺の機能が停止しました)を患っています。最年少は38歳です。寒波と関係があるかどうかは、さらに調査されるまでお待ちください。さまざまな場所での突然死の頻繁な報告について、国立台湾大学病院の心臓血管科の主治医であるWang Zongdaoは、3つの主要な民族グループが最も危険であると指摘しました。

チャイナタイムズニュースによると、19日の午前8時から20日の午後21時までのわずか2日間で、台湾の合計74人が呼吸と心拍(OHCA)を失い、病院に到着する前に突然亡くなりました。 。そのうち、台北市消防局の統計では、19日で11件(医師に7件、医師に4件)、20日で12件(7件が医師に送られなかった)でした。 、5例が医師に送られました);ニュー台北は11例の内科を受けましたOHCA救急車の例のうち、4人が死亡し、最年少はわずか38歳でした。

TVBS新聞網

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