【台湾侵攻シミュレーション】『中国 台湾 日本 米国 軍事衝突 損失分析』★長谷川幸洋氏の紹介

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CSIS・中国の台湾侵攻シミュレーション

この【台湾侵攻シミュレーション】は、米国CSIS・戦略国際問題研究所が24回のシミュレーションを経たもので、ダウンロードページ数で、165ページ。。

さらにそれを、日本の全国紙では、産経紙が要約記事化して案件を、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が自身のチャンネルで紹介した内容のコンテンツとのことだ。

個人的には、知る限り、半年前かそこらに長谷川氏が渡米し、東海岸のニューヨークの北東、研究・学園都市らしいというからボストンあたりに取材滞在した時のレポート記事以来の、濃厚な内容になっているというのが、kazanの感想。

コンテンツは

冷静な長谷川氏の読み解きは、日本の法律の建付けをも根拠にして、「これだけの甚大な損害が想定される戦争に米国が、日本が参入すると。。。」としている。

しかし、今回の長谷川氏の見解には、安倍ストラテジーとも、安倍戦略構想ともいうべきQuad が欠落している点と、”5I’s”の関与への言及が氏の見解の視点から欠落している部分が気になります。

つまり、英・加・NZ・印の関与を、それぞぞれの同盟関係に関与する個々の国の法律の建付けとその根拠による参入の部分、要素が見えないということです。

個人的感想

台湾侵攻シミュレーションに対応する現実的なリスクには、

人的損害、軍事的資産、経済的負担の利害・損得を理解できる思考の国と、それらがまったく眼中にない、メンツと体制維持と世界覇権だけを志向する国が、台灣侵攻を公然と発信している現実にどう対応するのか、どう対応できるのかに言及してきれていないのに不満を感じてしまう。

中国による台灣侵攻は

日本のエネルギー供給ルートが遮断される経済破綻、その環境下で、国内勢力による国体破壊が実際に起リスクを排除できるだろうか?

そうした事態は即、「『日本国』の観念的存在の消滅に至る事態」であると思考するなら、双方の損害だけを机上で論ずる範疇の問題ではなくなるのは当然だろう。

台灣侵攻は、友好国、親日国家が敵性国家に侵略されるという単純な地政学的リスクとだけで理解するのは早計過ぎだろう。 

上述の視点を無しに、日本の単純な地政学的リスクの一つとして中国による台灣侵攻シミュレーションを語ることになりやしまいかという不安と懸念がつきまとう。

そんな単純な理解ではない

しかし、敵は、一党独裁の強権国家であり、しかも、21世紀の共産主義の守護者を任じ、2040年代の米国大統領選、おそらく2044年、あるいは2048年の選挙時に、中華系米国人大統領の誕生で、一気に華人による世界覇権の確立を念頭に置いているのは明らかな国家、体制がCCP・中国共産党国家である。

不肖kazanはこの「一気に華人による世界覇権の確立」を古くから、「オセロゲーム的勝利」と発信してきた。

つまり、一帯一路計画は、外からの米国封じ込めであり、華人系米国人大統領の選出は、平和裏に、無血で、合法的に米国社会を手中の納めること、つまり中国共産党の傀儡政権の誕生であり、この時点で、世界制覇は完成する。

その時日本の国体は消滅するかもしれない

まさに、共産主義の理想であり、暴力的管理社会が世界規模で完成し、そこに君臨するのが中国共産党政権ということになる。

これはまさにコミュニストにとっては、古くはフランス革命、近現代史的には、「資本論」あるいは「空想的社会主義」の理念の実現で、ロシア革命でも成し得なかった歴史的偉業だろう。

しかしそれは、日本という国家にとっては国体の否定になり、日本の伝統的社会の崩壊と精神風土の消滅を意味するはずだ。

警鐘とするなら

政治家でもない市井の普通人にとって、深慮は無理で、むしろ、コレだけの損失をともなうなら、今のうちにその芽を刈り取るというのが、歴史的にも、通常の論理、心理的にも、また伝統的に思考ではないだろうか? 

旧約か新約聖書にあった「良い麦も毒麦も」「毒麦」を思い起こす。

まして24回のシミュレーションの結果とするなら、なおのこと。 ウォーゲームの予測ではなく、極めて近未来の予測だろう。敵は、国際ルールと既存の秩序を破壊することに躊躇する国家ではないのは、2019年の武漢コロナ発生以降の行動、発信をみるだけでも、その異常な政治体制は十分に理解したはずだ。

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