前投稿「台湾でも報じられた中国の異変」・その後

中国

「ヒョットしたら。。」の背景が見えてきた

香港発の「ニュース最前線 香港」のZAC氏が解説するコンテンツを紹介したのが一昨日のこと、最終ブログ更新後、周辺情報、関連ニュース等を31日午後から検索し続けて、昨夜の就眠は完全な午前様モード。

ようやくヒットしたのが「月刊中国」・鳴霞編集長のコンテンツがヒット。

判明したこと

河北省の洪水と河北省の人民解放軍

中国・中原の洪水時

中国で発生した洪水のニュースは、さすがの「N共朝毎」でも報じられているニュースのはずで、習近平氏が8月24日に南アフリカ・ヨハネスブルグで開催されたBRICS首脳会議に出席してる間に、その洪水が発生。

別系列の、ヨハネスブルグBRICS首脳会議のニュース情報は、同会議で習近平氏が予定されていた重要な演説予定をパスし、異例な時間で会議を抜けるというニュースが当時、「異例」とも、あるいは「不自然」という表現で報道された。

当時は、それが、習近平氏の健康上の問題か、あるいは、会議を中座して対応する必要が生じたことを欧米メディアが報じた通りだ。

河北省の洪水

河北省の洪水は、豪雨でダムの貯水量が増加し、決壊による北京の被害を回避するために、下流の住民への事前通知無しの放水が原因とする同地域の洪水の原因はすでにメディア情報で共有されている。

鳴霞編集長の一昨日の情報では、河北省の洪水により、河北省の人民解放軍が機能しなくなった様子を「全滅」あるいは「壊滅」という内容の発信がヒット。

河北省の人民解放軍

鳴霞編集長によれば、河北省の人民解放軍は、首都・北京防衛を担っているらしい。 つまり、詳細な軍番は不明、承知してないが、河北省の人民解放軍は防衛、治安を担っており、味方を変えれば、政権防衛直轄軍の機能を持っていることが予想される。

裸の北京に直行できずウィグル・ウルムチへ

ウルムチは手元の地図の表記では”烏魯木斎“。 新彊ウィグルの地名が日本では一般的だが、「新彊」は中国(語)の概念では「新領地」あるいは「植民地」という接頭語のイメージらしい。。 その新彊ウィグルの最大主要行政都市がウルムチ。 

ウルムチ行き

親衛隊とも言いうべき、河北省の人民解放軍は少なくとも機能不全になったことは、鳴霞情報から読み取れ、さらに鳴霞氏は、習近平氏の実父・習仲勲(中共八元老の一人)の影響力のあるのがウィグル駐屯あるいは軍区組織化の人民解放軍であるという背景を紹介。

さらに、2017年に習近平が注力して創設したロケット部隊が7月以降に粛正され、同部隊のトップに従来の軍種系列とは異なる、人民解放軍・海軍の将官による人事が行われたばかりであるとう事情があったと推察が可能だ。

つまりヨハネスブルグから「危険がいっぱい」の北京に直行帰国するリスクを排除する目的のウルムチ行きであり、前回投稿で紹介した「ニュース最前線・香港」では、ウルムチ到着後すぐさま「新彊ウィグル地区の政府関係者からの工作報告を聞く」という紹介があったことも、ここで情報が重なる。

小欄の理解

前回投稿では、習近平中国体制下でもっとも過酷を極める管理体制が維持されているのウィグルであることを紹介した通りであるが、上述の「習近平氏の実父・習仲勲」が新規にインプットされたキーワードになった。

新彊ウィグルで進行中のウィグル人の迫害は世界で共有されている実態で、2013年当時は、入植し始めた華人が現地のウィグル人に暴行を加えたり、それに抵抗すると官憲(当然ながら華人)が介入して逮捕拘束、あるいは、ウィグル人が信仰するイスラムへの露骨な迫害も、当初は、モスクでの集団礼拝に軋轢をくわえるステージであり、当時でも、ウィグル人女性と華人の結婚が同化が促進されるていた。

上段は2013年前後の、facebookアカウントを取得したばかり頃、ウルムチで、おそらく小6か中学生くらいのウィグルの少年が、華人の大人にボコボコにされて横たわっているが画像がネットでヒットしたことで、これをfacebookのノウテンキなfacebookグループである、「日台友好広場」とかいうスレに投稿したら、スレの管理人からお叱りと警告を頂戴したことで鮮明記憶しているが、画像は結局削除された一件だ。

ちなみにこの一件が、自身のfacebook投稿スタンスが保守系色、反中色のスレに向かうターニングポイントで、その1年か2年後からfacebook日本社の対保守系投稿Banが露骨になり、その仕組みを晒したことで、同社内の夜勤を専門とするアウトソーシンググループのターゲットになったという経緯がある。そのキーワードが、「蓮見リスト」「蓮見リスト事件」「F-Secure日本」「パヨパヨチーン」

参考リンク

「月刊中国」鳴霞編集長情報

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台湾でも報じられた中国の異変
櫻井よしこ著「異型の大国・中国」が刊行されたのが2008年で、それまでの反中認識はかなり曖昧なものであったのが確信になった瞬間だった。今日2023年8月30日、ヒョットしたら、待ち焦がれた事態が起き始めたかも知れないと想像させるニュースがネットに公開された。もし事実なら2008年当時、日本の動画環境の黎明期に「あと間もなく」と聞かされた事態は聴く側は勝手に2,3年後を想像し、期待もしたが、15年を経て待ちかねた事態になろうとしてるのかもしれない。

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